東京大学松尾・岩澤研究室が進めるAI教育プログラム「GCI World」
東京大学の松尾・岩澤研究室では、AI教育を更に広げるべく、「GCI World」として英語化したデータサイエンス講座を展開しています。このプログラムは、世界中の約100カ国、25,000名を対象にしており、AI人材育成の取組みが注目されています。
世界での成功を反映した教育プログラム
「GCI World」は、昨年度に初めて開講され、世界33カ国436の大学から7,000名以上の受講申込みがありました。第一回はベトナムのハノイ工科大学で実施され、強い反響を呼びました。今期には、ODA対象国を中心に約100カ国から受講生が集まり、さらに広がりを見せています。
特に目を引くのは2026年に予定されている現地講義と1Dayハッカソンです。フィリピンの大学とバングラディッシュの大学で行われ、多くの学生が参加し、新たな知識やスキルを身につけることが期待されています。
知能を創るビジョン
「知能を創る」というビジョンの下、松尾研は年間30以上の講座を提供。中学生から大学院生まで、幅広い層の学生にAI教育を行っています。
2024年度には27,000名、2025年度には70,000名以上の受講生を見込み、2026年度にはさらに200,000人を目指しています。これまでに150,000人を超える受講生にAI教育を提供してきた実績があります。
グローバルな展開
AI教育の国際的な展開は、TICAD(アフリカ開発会議)などでも話題となりました。ここでは、日本の石破総理が松尾研と協力し、アフリカで3万人のAI人材育成を進める旨を表明し、大きな注目を浴びました。
今回の「GCI World」は、国際協力機構(JICA)とも連携しながら進められ、世界各国の学生にグローバルな学びの機会を提供。AI技術を使った人材育成は、日本の産業発展にも寄与することを目指しています。
次期開講と募集中のプログラム
「GCI World 2026 April」が4月8日に始まるのに続き、2026年9月17日には海外学生向けのプログラムが予定されています。また、国内の学生を対象とした日本語プログラムも同じく募集中です。
GCI World 2026 September
- - 講座言語:英語
- - 開講時期:2026年9月17日
- - 詳細・申込: こちら
GCI 2026 Winter
- - 講座言語:日本語
- - 開講時期:2026年10月6日
- - 詳細・申込: こちら
松尾・岩澤研究室の使命
松尾・岩澤研究室は、知能を創出することをビジョンに掲げ、ディープラーニングの基礎研究を積極的に進めています。また、基礎研究の成果を社会に還元し、学生の起業家支援や企業との共同研究にも力を入れています。現代の技術変革に対応した教育を通じて、次世代のAI人材を育成することに貢献しています。