新たな生成AI「いとわAI」が葬儀業界に登場
2026年2月25日、愛知県名古屋市に本社を置く株式会社itowaは、葬儀業界に特化した生成AI基盤「いとわAI」を発表しました。この新技術は、葬儀の場面で必要とされる情報を対話形式で整理することを目指しています。特に、複雑な葬儀の心理的負担を軽減し、必要な情報へスムーズにアクセスできるよう支援します。
「いとわAI」の機能と特徴
「いとわAI」は、まずその第一弾として、Web訃報上で利用できる属性最適化型チャットAI「いとわトーク」を2026年春から提供する予定です。この機能は、現在itowaのサービスを利用している葬儀社およびそのユーザーに対し、追加費用なしで利用可能です。
この「いとわトーク」は、利用者の属性に応じた対話最適化がされたAIであり、喪主、遺族、親族、そして一般参列者といった立場ごとの異なる心理状態や情報ニーズを考慮した設計がされていています。単なるFAQ型のAIとは異なり、より自然な会話体験を提供することが可能です。
背景 - 葬儀にまつわる不安の解消
葬儀に直面した人々は多くの疑問と不安を抱えています。「何を優先すべきか」「誰に相談したらよいか」「今後何を準備すればよいか」といった問いに悩む中、十分な情報が得られないことが多く、精神的に追い込まれることもあります。itowaは、このような状況を「知りたいが、調べられない」という経験として捉え、その解決に向けたAI技術の導入を決定しました。
「いとわトーク」の具体的な特徴
- - 特別なアプリ不要: 「いとわトーク」は、特定のアプリケーションをダウンロードしなくてもWebサイト上で利用できます。
- - 属性別の対話最適化: 利用者の立場に応じて、的確な情報を迅速に得られるよう調整がされています。
- - 無料での利用提供: 上記の機能が、すべての既存ユーザーに対し追加料金なしで提供されます。
このような特徴により、「いとわトーク」を利用することで、ユーザーは不安を解消しながら、白紙から必要な情報へ無理なくアクセスできるようになります。
メモリータイムの最大化を目指して
itowaが注力する「メモリータイム」とは、亡くなった瞬間からその記憶が社会に残り続けるまでの時間と質を指します。単なる葬儀のプロセスに留まらず、故人との思いを届けるための手段を提供し、さらにその後の人生においても記憶を振り返ることができるような環境づくりを目指しています。
この「メモリータイム」の最大化の一環として、「いとわAI」は葬儀のプロセスを超えた対話体験を提供し、利用者の記憶や想いの継続を支援するプラットフォームを構築します。
今後の展望
さらに「いとわAI」は、将来的にはより多様な機能を展開する計画です。
- - 各葬儀社に特化したカスタマイズ対応を行い、自社専用の生成AIを提供するための環境を整えること。
- - 相続や不動産、供養、終活などのライフエンディング領域への事業の拡大。
- - 対話の精度向上と文脈理解を進め、より充実した顧客体験を提供することを目指します。
パートナーシップの可能性
itowaは「メモリータイムの最大化」という理念に共鳴し、葬儀業界及びライフエンディング領域のデジタル化を推进するパートナー企業を広く募集中です。葬儀関連の企業のみならず、保険や不動産、供養、終活サポートといった関連する業種との協業を通じ、新たな顧客体験を創出していくことを目指しています。
会社概要
株式会社itowaは2023年6月より、葬儀社向けデジタルプラットフォームの提供を開始しました。Web訃報の配信、デジタル記帳、供花や弔電のオンライン注文といった機能を備え、業界に革新をもたらしています。特に、24時間対応のAI「いとわトーク」によって、遺族の負担を軽減し、業務の効率化が実現しています。
累計15,000件以上の葬儀での導入実績を持つitowaは、大手葬儀社3社を含む約40社の葬儀社に導入され、月間約2,000件の取り扱い葬儀数を実現しています。
会社情報
- - 会社名:株式会社itowa
- - 代表者:代表取締役 坂元 充
- - 本社所在地:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2-32 STATION Ai 063
- - 事業内容:葬儀社向けデジタルプラットフォームの企画・開発・運営
- - お問い合わせ先:[email protected]
- - 公式サイト