SDGsに基づく人材難解消のための社会起業家向けセミナー開催

SDGsに基づく社会起業家向けセミナーの開催

2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダでは、SDGsが国際目標として掲げられています。この動きに応じて、日本国内でもSDGs推進の意識が高まりつつあります。特に、福祉分野では人材不足という深刻な課題に直面しており、これを解決する手段として、社会起業家の育成が求められています。

近年、株式会社フォープラン（代表取締役・内田直希）とのパートナーシップを結ぶことで、他業界から福祉事業へ参入する動きを後押しするセミナーを企画しています。特に就労支援に焦点を当て、国際的なSDGsの目標に合致した形での支援を行い、より多くの事業者が福祉に参入できる環境を整えようとしています。これにより、合わせて高齢者や生活困窮者も含めた就労支援の対象が広がっていくのです。

公益財団法人日本財団の調査によれば、日本国内の就労困難者は推計1,614万人に達しており、これに対する解決策を講じることが急務です。政府は2021年までに法定雇用率を段階的に引き上げることを決め、企業には障がい者雇用を促進するよう求めていますが、実際には不健全な運営が続く施設の閉鎖も問題となっています。このため、特にこれから新規で就労支援施設を立ち上げようとする事業者は、経営面での不安が拭えない状況にあります。

しかし、株式会社フォープランの豊富な経営ノウハウを活用することで、これらの障壁を第一の困難要因としないよう策定しています。これまでに、同社は95％以上の立ち上げ成功率と100％の事業継続実績を有しており、これを基盤に全国に40か所の新たな立ち上げ支援を行っています。この取り組みにより、他業種から福祉事業への参入が容易になることを目指しているのです。

さらに、同協会は「自己犠牲を前提としない社会貢献」という理念の下、日本の労働力を活用した人材難問題の解消に向けた具体的な行動に出ています。この取り組みの一環として、2023年11月5日から東京、名古屋、大阪の3都市でプレセミナーと事業説明会を行い、新たな参加者を募る予定です。これにより、社会起業家への支援をさらに強化し、持続可能な社会を実現するための活動を広げていく考えです。

このセミナーには、福祉事業に興味がある方々や新たなビジネスを模索している起業家、さらにSDGsへの貢献を考える個々の参加が期待されます。皆さんが持つアイデアを実現し、社会課題の解決に向けた意思を一緒に高めていきましょう。