株式会社Relicが展開する植物性オーツミルク「Earth MILK」が、2025年8月に業務用商品の本格販売を開始することを発表しました。これまで直接消費者向けに販売してきたこの商品は、今後、ホテル、航空会社、オフィス、仲卸を通じて、より多くの現場にサステナブルな選択肢を提供します。この取り組みは、日常的な消費が環境に及ぼす影響を軽減し、より多くの人々が健康志向の飲み物を楽しめるようにするためのものです。
「Earth MILK」は、動物性原料を一切使用せず、保存料や香料も無添加で、健康志向の消費者やアレルギー対応のニーズにも応えています。主成分のオーツ麦は、従来の牛乳と比較して、温室効果ガスの排出量や土地の使用量、エネルギー消費を大幅に削減できることが特徴です。さらにこの製品は、環境に優しいパウダータイプで提供されるため、物流や保管時のコストを抑え、環境への影響を最小限にしています。
新設計と多彩なパッケージ展開
業務用商品には、すぐに飲める新設計が採用されています。そのため、従来の「5分待ち」の必要がなく、スプーンで混ぜるだけで飲むことができます。これにより、シェイカーや専用器具を使う必要がなく、調理や提供の際の手間を削減できます。
商品のパッケージは、個包装タイプ、スティックタイプ、大容量パックの3種類が用意されており、それぞれの用途に応じた使い方が可能です。たとえば、個包装タイプはホテルの客室アメニティやオフィスの休憩所に最適で、スティックタイプはカフェや機内食に便利です。また、大容量パックは朝食ビュッフェやイベントでの大量使用にも対応しています。
販売開始記念キャンペーン
本商品の販売開始を記念し、先着10社に5万円分の「Earth MILK」商品を無償提供するキャンペーンも実施中です。導入後には販促用POPやレシピブック、SDGsを意識した広報素材も無償で提供するため、企業の販促活動にも役立つでしょう。
期待される導入シーン
「Earth MILK」は、さまざまな業種に適用できる柔軟さを持っています。ホテルでは、朝食ビュッフェの牛乳代替品として利用されるほか、客室アメニティとしての提供も期待されています。また、エアラインでは機内食のクリーマーとして採用されることが見込まれ、特に国際線やエコ意識の高い航空会社での普及が期待されています。オフィスでは、福利厚生プログラムに組み込まれることがあり、社員の健康意識を高める役割を果たすでしょう。
また、カフェやイベント、高齢者施設や小売業でも取り扱われ、SDGsを意識したプロモーションの一環としての活用が進むことで、多様な顧客体験の創出に寄与することができます。仲卸業者も導入しやすい小規模店舗向けのビジネスモデルを構築し、地域のニーズに応じた流通網を拡大することが期待されています。
今後の展望
今後は、業種ごとの専用レシピや地域特産フレーバーの展開も検討しており、さらには海外市場へも進出する計画です。特に地球環境に配慮した商品としての普及を促進し、グローバルに展開するサステナブルブランドとしての地位を確立することが目指されています。地方自治体や教育機関との連携を強化し、社会課題に取り組むプロジェクトも進められています。これにより、Health(健康)とSustainability(持続可能性)の両立を推進し、より多くの人々に支持されるブランドへと成長していくでしょう。