暴動クラブ、渋谷での初ワンマンライブを成功させる!
2024年8月28日、暴動クラブが渋谷のクラブクアトロで初のワンマンライブ『暴動集会』を開催しました。このライブは、ニューアルバムの発売翌日から品切れ続出という人気ぶりを受け、700人を収容する会場が開演前にSOLD OUTとなるほどの盛況でした。ロックファンはもちろん、幅広い世代の観客が集まり、音楽の力を実感させるイベントとなりました。
アルバムとその人気
彼らのアルバムは、リリース直後からオリコンのインディーズ・アルバム週間ランキングで第7位、RocKアルバム週間ランキングで第12位に入り、話題を呼んでいます。CDの売上が急増し、ストリーミングサービスや配信には依存しない形での成功を収めている点が、彼らの魅力を一層引き立てます。
歴史的なワンマンライブ
ライブの幕開けは、アルバムの1曲目である「とめられない」から始まり、エネルギッシュなロックンロールが会場に響き渡りました。本編ラストはアルバム収録の「シニカル・ベイビー」で締めくくられ、観客は魅了されました。また、アンコールではインストゥルメンタル・ロックンロールの名曲「ワイプアウト」から、ルースターズの「C.M.C.」のカバーが演奏され、場内は一気に熱気に包まれました。
音楽業界への挑戦
暴動クラブは、退廃的でキャンプな衣装とともに悪魔のようなメイクで登場、その姿はただのパフォーマンスに留まらない何か特別なものでした。全曲生音でのライブは、現代の音楽シーンに対する鋭い批評となり、デジタル化が進む中でのリアルな音楽体験の重要性を再確認させるものでした。
特にMCでボーカルの釘屋玄は、音楽が世代や趣向でカテゴライズされることへの反発を示し、真のロックンロールの精神を再発信しました。彼が引用したアラン・マッギーの言葉「ロックンロールはアンチ・マーケティングだ!」は、まさに暴動クラブの音楽哲学を象徴するものでした。
次のステージへ
ライブの最後には、2025年4月22日に恵比寿リキッドルームでのワンマンギグが発表され、さらに多くの期待が寄せられています。これは、RCサクセションが1980年に残した伝説のライブに匹敵するものであると感じられ、暴動クラブによる新たな音楽の歴史が確実に刻まれることが予感されます。
アルバム情報
- - タイトル: 暴動クラブ
- - 発売日: 2024年8月7日
- - 収録曲数: 11曲
- - 価格: 定価¥3,300(税抜価格¥3,000)
- - レーベル: BEAT EAST/FORLIFE SONGS
暴動クラブの今後の活動にも目が離せません。彼らの音楽がどのように進化し、また観客との交流を深めていくのか、注目したいと思います。