PayPay銀行がLINE連携サービスを全個人客に拡大、金融利便性の向上を図る

PayPay銀行とLINEが手を組む新サービス

2025年2月、PayPay銀行株式会社とLINEヤフー株式会社が協力のもと、新たに「LINE連携サービス」を開始しました。このサービスは、PayPay銀行の口座を保有しているすべての個人のお客様が利用可能です。これまでは特定の支店の口座を持っているお客様のみが利用できましたが、今回の拡大によって、他の支店の口座にも対応しました。

この「LINE連携サービス」では、ユーザーは日常的に使っている「LINE」アプリから簡単にPayPay銀行のさまざまなサービスにアクセスできるようになります。具体的には、振込みや残高確認、金利が最大年2.0％（税引き後1.59％）の「預金革命」に基づく利息の確認などが可能です。さらに、振込みや利息の受取に関する通知もリアルタイムで「LINE」のトークで受信できます。

サービス提供の背景

この取り組みは、PayPay銀行が掲げる「金融サービスを空気のように身近に」というコーポレートミッションに根ざしています。特に、キャッシュレス決済サービス「PayPay」との連携を強化し、日常生活の中で金融サービスをより便利に利用できるようにしています。加えて、市場金利の状況に応じた預金金利の引き上げも行い、顧客がより得られる利益を増やす努力を続けています。

PayPay銀行では、2021年の社名変更以来、口座数が約400万口座増加し、現在では900万口座を超えるに至っています。この成長の背景には、PayPayとの連携の強化や、日常的な利便性を提供するための新しいサービスが影響しています。

LINE連携での利便性向上

「LINE連携サービス」を利用することで、ユーザーはPayPay銀行のアプリを使わずに、24時間365日、好きなタイミングで「LINE」から銀行業務を行えるようになります。例えば、支払い通知や口座への入金情報もリアルタイムで「LINE」から確認できるため、使いやすさが大幅に向上します。

さらに、LINE公式アカウントでは、金利や給料などの入金情報、振込時の通知を受け取れるため、日常的なお金の流れを把握しやすくなります。こうした利便性を背景に、PayPay銀行は「PayPay」と「LINE」という日本最大のプラットフォームを活用し、顧客満足度を高めていく方針です。

PayPay銀行について

PayPay銀行は2000年に誕生した日本初のインターネット専業銀行で、口座数は900万を突破しています。2021年からは「PayPay銀行」として新たなスタートを切り、PayPayとの連携を強化しています。

今後も、こちらのサービスを通じて、顧客が安心して便利に利用できる金融商品やサービスを提供し続けることを目指します。