舞台『森は生きている』が再び上演されます!
1959年に初演された劇団仲間の代表作『森は生きている』が、今年も舞台に登場します。これまでに2100回以上の上演を誇るこの名作は、全国の多くの観客を魅了してきました。物語の内容は、多様な世代の方々に感動を与え続けています。
あらすじ
物語は、わがままな女王が住む大きな国が舞台です。ある大晦日、彼女は気まぐれに「新年までにマツユキ草を持ってきた者に金貨をあげる」と命じます。欲に駆られた叔母とその娘は、真冬の冷たい森に住むみなしごの少女を送り出します。しかし、マツユキ草は冬の時期には咲きません。少女は凍え死にそうになりながら森をさまよいますが、そこで金色の光を見つけます。その光の正体は“十二の月の精たち”の焚き火でした。
十二月の精たちは、年に一度の祭りのために集まっており、心優しい少女のために一時だけ春を呼ぶことにします。少女は春の到来と共にマツユキ草を摘み、無事に帰宅します。しかし、叔母と娘は欲のためにその草を女王に差し出し、女王も自ら森へ行くことを決意します。この物語は、欲と善意の対立、そして成長を描いた心に残るストーリーです。
劇団仲間について
劇団仲間は1953年に創立され、以来「人間をしてよりよく生かしめよ」の理念のもと、多くの演劇作品を発表してきました。中心となった中村俊一氏はその指導者兼演出家として多くの名作を生み出し、特に児童・青少年演劇に力を入れています。70年の歴史を経た今日も、彼の精神を受け継ぎながら新たな作品への挑戦を続けています。
公演概要
- - 作品名:森は生きている
- - 公演期間:2024年12月21日(土)〜2024年12月27日(金)
- - 会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都 渋谷区 千駄ヶ谷 5丁目24-2)
出演者
豪華なキャストが揃っており、観客の期待も高まります。
- - 関口篤
- - 二瓶美江
- - 前田承生
- - 更井孝行
- - 富山早苗
- - その他、個性豊かな演者達が登場します。
スタッフ
- - 作: サムイル・マルシャーク
- - 訳: 湯浅芳子
- - 演出: 菊池准
公演スケジュール
- - 12月21日(土)14:00
- - 12月22日(日)14:00
- - 12月23日(月)11:00
- - 12月24日(火)14:00
- - 12月25日(水)14:00
- - 12月26日(木)11:00
- - 12月27日(金)14:00
※開演30分前に開場。上演時間は約2時間45分、休憩15分を含みます。
チケット情報
チケットは一般4600円ですが、カンフェティで購入すると1000円割引の3600円になります(全席指定・税込)。
劇団仲間による『森は生きている』の素晴らしい演技と感動のストーリーをぜひご覧ください。 【詳細情報・チケット購入はこちら】(http://confetti-web.com/@/morihaikiteiru)