障がい者支援を新たな形で実現するEC事業「Blu Urbano Coffee」

障がいを持った方々がいきいきと働ける社会の実現に向けて、新たな取り組みとして自家焙煎のコーヒー豆ブランド「Blu Urbano Coffee」が2022年12月9日に販売を開始しました。このコーヒー豆は、専門の焙煎士によって丁寧に焙煎され、名古屋の就労継続支援B型事業所「ジョブシエ」が製品の計量や袋詰めを行っています。このように、実際の製品作りにおいても障がいを持つ方들이積極的に関われる形になっています。

「Blu Urbano Coffee」は、ミディアムローストの上質なコーヒーで、1袋あたり200gの内容量で1680円（税込み）で販売されています。特に、このコーヒーには、ハンデを持つ方々の未来を切り開くという、社会的な意義を持ったプロダクトとしての位置付けがなされており、ECサイトを通じて全国への配送が行われます。

就労継続支援B型事業所「ジョブシエ」の取り組み

障がい者の雇用を推進するために設立された「ジョブシエ」は、通常の職場では雇用されづらい方々が、いきいきと働ける場を提供しています。事業所の名は、「ジョブ」と「支援」を組み合わせたもので、その名の通り、仕事を通じて支援を行う活動を展開しています。

「Blu Urbano Coffee」の販売に留まらず、ジョブシエでは独自のルートで回収したフィルムカメラの検品や、ECサイトを通じての海外販売にも取り組んでいます。これらの事業は、もともとは捨てられる運命にあった物たちの価値を再発見することを目指しており、障がいを持つ方々がそれに関わることで、さらなる就労支援につなげることを意図しています。

これまでの取り組みを通じて、ジョブシエでは多くの障がい者の方が新しいスキルを身につけ、仕事を通じて社会とつながる機会を増やしています。実際に現場での経験を積むことで、彼らが自分自身の力で生計を立てていく道を開いています。

未来に向かって

「Blu Urbano Coffee」は、ただのコーヒーではありません。これは、障がいを持つ方々への新たな支援の形であり、彼らが社会で活躍し、自らの可能性を広げるための一歩です。今後もこのような社会的意義を持つプロダクトを通じて、地域社会と連携し、障がい者支援の活動が広がることを期待します。

興味のある方は、是非こちらの販売サイトからお買い求めいただき、コーヒーを楽しみながら社会貢献にも参加してみてください。