多彩な表情豊かなかかしが集結する里美かかし祭りの魅力

里美かかし祭りの魅力と見どころ

茨城県常陸太田市では、地域の象徴として長年愛されてきた「かかし」をテーマにしたユニークな祭り、第32回里美かかし祭りが開催されます。開催期間は、2023年10月26日から11月30日までの約1ヶ月間。会場となるのは、里美ふれあい館のイベント広場で、手作りのかかしがズラリと並ぶ素晴らしい光景が広がります。

かかしの魅力

「かかし」は古くから農作物を守るために作られてきた守護神的存在であり、地域の人々の心に根付いた歴史があります。これにちなみ、里美かかし祭りでは全国から集まった一般の方々が、思い思いのアイデアで作成したかかしの作品を出展します。特にワラを用いたかかしは珍しく、そのオリジナリティに富んだデザインが見る人を楽しませてくれます。

祭りの見どころ

この祭りの最大の魅力は、参加者たちによるかかしコンテストです。各かかしはコンクール形式で出品され、11月2日（土）にはグランプリを含む各賞が発表されます。今年も多彩な表情やテーマを持つかかしが集まり、時事ネタを反映した作品も登場するとのことなので、観覧者も思わず笑ってしまうような楽しい体験ができるでしょう。

かかしたちの愛らしい姿やユーモラスな表情は、里美地区の豊かな自然と相まってどこか懐かしさを感じさせ、訪れる人々に温かい気持ちを提供してくれます。また、祭り期間中の11月2日と3日には「さとみ秋の味覚祭」が同時開催され、地元の特産品を使用した美味しい料理や飲み物を楽しむことができます。