名古屋証券取引所メイン市場への重複上場承認のお知らせ

名古屋証券取引所への重複上場の背景

株式会社パルマは、名古屋証券取引所メイン市場への重複上場が承認されました。この上場は、2025年3月に予定されている東京証券取引所スタンダード市場への市場区分変更に向けた重要な一歩です。パルマは、より強靱な経営基盤を築きつつ、中長期的な成長を目指しています。

BPOサービスの展開

同社は、特にセルフストレージ（トランクルームなどのレンタル収納スペース）を中心にビジネス・プロセス・アウトソーシング（BPO）サービスの拡充を図っており、企業価値の向上と共に、社会課題の解決にも取り組んでいます。2025年9月期第2四半期時点では、国内のセルフストレージ事業者の約60%にあたる400事業者から、累計13.3万件の保証受託を受けており、事業規模は順調に拡大しています。

東海地域の重要性

特に東海地域では、7.3万室以上のセルフストレージが出店されており、国内市場のシェアは約10.9%となっています。これは、矢野経済研究所の「2025年版拡大する収納ビジネス市場の徹底調査」からのデータです。パルマにとって、東海地域は非常に重要な市場であり、この度の上場は、地域の個人投資家との関係構築を目指しています。

IR活動の強化

名古屋証券取引所への上場は、個人投資家とより深い接点を持ち、IR活動を強化することを目指しています。企業のビジネスモデルや成長ポテンシャルに対する認知を向上させ、株主との対話の機会を広げることが重要と考えています。

今後も、東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場の両方で、信頼される企業への成長を目指し邁進していくことを表明しています。