ACESの特許取得
2024-07-23 13:38:30

AIスタートアップACESが話者分類技術の特許を取得しDXを推進

株式会社ACESが話者分類技術の特許を取得



東京都文京区に拠点を置く株式会社ACESは、同一のマイクでの話者分類技術に関する特許を取得したことを発表しました。この技術は、オフラインおよびオンライン、さらにそのハイブリッドな会議において、同じマイクを使う複数の発話者を音声で正確に特定するためのものです。

新しい技術の概要



この特許技術は、音声データから特定の発話者を抽出し識別するために、最先端の音声認識AIを利用しています。特に、複数人が一つのマイクで話す状況でも、発話内容に基づいて各話者を適切に分類することができます。さらに、発話者の特徴をデータベースで管理することで、段階的に識別精度を高めることが可能です。

特筆すべきは、UI上で発話者の分類を視覚化できる点です。この機能により、別々のマイクを使用する場合と同じマイクを使用する場合でそれぞれ独立した表示が行え、もし話者分割がうまくいかなかった場合でも、ユーザーが簡単にその原因を把握できるようになります。これは、ユーザーとAIとの円滑な協力を促進する仕組みを築いています。

ACESが目指すDXとは



ACESは、コミュニケーションのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、AIソフトウェア「ACES Meet」を開発・提供しています。このプラットフォームは、会議や商談を効率化し、従来の属人的なコミュニケーションの限界を克服することを目指しています。具体的には、オンライン会議の参加者を自動的に分割し、それぞれの発言を記録・分析し、チーム内に共有する機能を提供しています。これによって、会議の生産性が向上し、業務のスムーズな運営につながります。

特に注目すべきは、録画された商談が新入社員の研修にも活用され、効率的な人材育成が可能になる点です。ACES Meetは単に議事録を作成するだけでなく、会議の定量化や要点の抽出もAIによって自動的に行います。これにより、企業内に蓄積された知見やノウハウを活用しやすくつつ、多くの業務がデジタル化されています。

特許の詳細



今回取得した特許は「発話情報抽出装置及びそのプログラム」(特許番号:特許第7507528号)で、技術を通じて発話者の識別や分類がより高精度に行えることが期待されています。これにより、テレワーク後に増えたオフライン会議の新たな課題である同一人物の誤認識といった問題も解決へと導かれることでしょう。

会社概要



株式会社ACESは東京大学松尾研究室発のAIスタートアップで、「人間感知(Human Sensing)」技術に特化したAIアルゴリズムを活用し、様々な産業のDXを進めています。クライアントとの二人三脚で新たなビジネス価値を生み出し、自社のアルゴリズムを活用したソフトウェアの提供を行っている点が特長です。

会社情報


  • - 代表者: 田村 浩一郎
  • - 所在地: 東京都文京区湯島2丁目31−14 ルーシッドスクエア湯島3階
  • - 設立: 2017年
  • - ウェブサイト: ACES

このようにACESの新たな特許は、多様化する働き方に柔軟に対応し、会議や商談などでのコミュニケーションを一層効率的にする力を持っています。」「



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会社情報

会社名
株式会社ACES
住所
文京区湯島2-31-14 ルーシッドスクエア湯島3階
電話番号

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