西鉄ストアが取り組む新たな挑戦
福岡県を中心にスーパーマーケット「にしてつストア」を展開する株式会社西鉄ストアが、商業施設向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)システム「ショップカウンター エンタープライズ」を新たに導入することを発表しました。この導入は、店舗運営の効率化と新規出店者との接点を増やすことを目指すものです。
西鉄ストアは、福岡県や佐賀県において多くの店舗を運営しており、地域の暮らしを支える存在として既に多くの信頼を得ています。歴史あるこの企業は、店舗内での催事を通じて多様な商品を提供し、地域との密接なコミュニケーションを図ってきました。しかし、出店希望者との事務的な調整や書類のやり取りに多くのリソースを割かなければならない課題がありました。
導入の背景と目的
出店希望者との調整、申込の受理、必要書類の確認、請求・精算など、催事業務は煩雑になりがちです。特に多くの案件を扱う店舗では、スタッフの負担が増大してしまう状況が発生していました。従来の管理システムでは、出店者情報や運用実績の統合的な管理が困難で、新規の催事問い合わせにも対応しきれずにおりました。
そのため、西鉄ストアは新たに「ショップカウンター エンタープライズ」を導入し、業務をデジタル化することで現場の負担軽減と収益の最大化を目指します。具体的には、催事募集から出店管理までを一元化し、44の施設に対してまず導入を行う予定です。これにより、店舗の空き状況や催事の進捗情報を把握しやすくし、多様な出店者を受け入れられる状況を作り出すことを目指します。
新規事業者との接点拡大
現在の店舗運営はリピーターが中心ですが、新たな事業者を誘致することでさらなる活性化を図ろうとしています。具体的には、キッチンカーやさまざまな生活サービスを提供する事業者との接点を広げ、その結果として店舗の賑わいや来店動機の創出につなげたいと考えています。
西鉄ストアの開発部、開発・テナント催事課の天野智氏は、業務の効率化と新規事業者との接点拡大が成功すれば、店舗のさらなる活性化を実現できると述べています。彼は、新たなシステムの導入によって、お客様の日々のお買い物に新しい楽しさや発見を加えることができるとの期待を寄せています。
導入を支援するカウンターワークス
「ショップカウンター エンタープライズ」の導入に際しては、株式会社COUNTERWORKSが専任のコンサルタントを通じてサポートを行います。初期設計から運用定着、さらには成果創出まで伴走し、短期間での運用改善と料金の向上を目指します。
このシステムの導入は、単なる業務改善にとどまらず、地域経済への影響も期待されており、店舗運営に新たな可能性を開くこととなるでしょう。また、すでに1,500以上の商業施設で導入されている実績があり、その効果が実証されています。
まとめ
西鉄ストアの新たな挑戦は、ただの効率化にとどまらず、お客様により良いサービスを提供し、地域の賑わいを生み出すことを目的としています。今後も、さらなる取り組みや革新が期待される西鉄ストアの動向から目が離せません。