インスパイア・エンターテインメントが大阪支社を新設し日本市場を重視

インスパイア・エンターテインメント・リゾート、大阪オフィスを新たに開設

韓国を拠点とするインスパイア・エンターテインメント・リゾートが、大阪市の中心に日本支社を新たに設立しました。この新しいオフィスの設立は、日本市場のさらなる開拓やサービスの向上に向けた一歩とされています。インスパイアは、観光業の重要な市場として日本を位置づけており、訪韓する日本人観光客の増加を背景に、日本における存在感を強めています。

日本市場の成長とインスパイアの戦略

今年1月に発表された韓国観光公社のデータによれば、2024年の訪韓外国人観光客の中で日本人は中国人に次いで第2位となっており、インスパイアにとって日本の顧客基盤は極めて重要です。ホテルの宿泊、ダイニング、ショッピングなどの定番アクティビティに加えて、インスパイアのカジノやアリーナ、デジタルアート体験なども多くの日本人観光客に楽しまれています。

インスパイアのカジノでは、150台のゲームテーブルや390台近くのスロットマシーン、160席の最新型電子テーブルゲームが取り揃えられており、スタッフは多言語に対応可能です。また、K-POPのコンサートやデジタルアートの没入体験も日本からの旅行者に高評価を得ており、インスパイアはその魅力をさらに高めることを目指しています。

大阪オフィスの機能と目標

新たに開設された大阪オフィスは、マーケティング活動の強化や全てのゲストへのサービス提供を充実させることを目指しています。具体的には、関西地域に特化したプロモーションや、VIP顧客への特別なサポート、旅行業界関係者との連携を強化し、より一層日本のお客様に寄り添った体験を提供する方針です。

インスパイアの代表兼社長であるチェンスー氏は、「関西地域での事業拡大を進め、日本のお客様へのサービスを向上させるため、大阪オフィスのオープンを非常に嬉しく思います。私たちは、日本でのVIP顧客との関係を深め、世界基準のリゾート体験を提供することに全力を尽くします」とコメントしています。

エンターテインメントにおける多様な取り組み

インスパイアは、エンターテインメントを中心としたリゾート体験の提供に力を入れており、韓国のエンターテインメント市場で確固たる地位を築いています。多様なアトラクション、先進的なテクノロジー、伝統的な韓国のホスピタリティを融合させ、カジノからデジタルアートの体験まで、一流のエンターテインメントを来場者に提供しています。

今後さらなるリゾート開発やイベントの予定もあり、多くの公演がインスパイア・アリーナで催されることが決まっています。これにより、ゲストに新たに魅力的な体験を提供し続けることに注力するとしています。

イベントと未来展望

インスパイアでは、2025年の春に予定されているWTTチャンピオンズ仁川や、K-POPグループLE SSERAFIMのツアー、さらにはエレクトロニック・ミュージックフェスティバルの開催も予定されています。これにより、国内外のアーティストと観客が集まる場を提供し、国際的なエンターテインメントの拠点としての新たな一歩を踏み出そうとしています。

新しい大阪オフィスが開設されたことで、インスパイアはその先の展望としてさらなる成長を目指しています。これによって、日本の観光客をより一層満足させることが期待されているため、今後の動向に注目が集まります。

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