地域と企業の絆を深めるダスキンサンクスデー
2025年5月18日、埼玉県上尾市のUDトラックス上尾スタジアムで、「ダスキンサンクスデー」が盛大に開催されました。主催は埼玉武蔵ヒートベアーズで、BCリーグと株式会社ダスキンがともに企画した特別なこのイベントは、地域の皆様への感謝を届ける目的で行われました。この日、524人の観客が集まり、埼玉武蔵ヒートベアーズが神奈川フューチャードリームスとの試合に臨み、結果は5対2での勝利を収めました。
ダスキンサンクスデーの開催概要
このイベントは、ただの広告の枠を超え、企業、球団、地域が一体となって「共創」の価値を追求する場として設計されました。ダスキンとの困難な道のりを経ても、地域を大切にする姿勢が根底にあり、毎年異なる地域で実施されているサンクスデーは、今年で5回目を迎えました。
多彩なプログラム内容
当日のプログラムは多くの参加者を引きつける魅力的なものでした。親子連れが選手と交流できる「ふれあいキャッチボール」、「始球式」では選手とともに企業の代表がマウンドに立ち、表彰式ではダスキンからMVPと敢闘賞の選手にミスタードーナツの商品券が贈られました。これにより選手たちのモチベーションもさらにアップしました。
共創の意義
このイベントは、広告宣伝を超えたグラスルーツ的な効果を持ち、企業が地域の「顔」となる日として位置づけられました。球団の価値向上やエンゲージメントの強化を促進し、企業内部でのブランディングにおいても新しい形を形成していくことを目指しています。
ダスキンと球団のコメント
ダスキンの法人営業本部長である馬場俊克氏は、「感謝の心」を地域に届けるこの貴重な機会を大切にし、選手たちと一体感を持って活動できたことを誇りに思うとコメントを寄せました。また、埼玉武蔵ヒートベアーズの代表取締役社長である角晃多氏は、ダスキンとのパートナーシップに感謝し、温かい一日として形となったことを評価しています。BCリーグの代表、上野馨太氏も、この種の取り組みが地域密着型スポーツの理想的な形だと捉え、今後も「企業と地域を想いで結ぶ場づくり」を重視していくことを強調しました。
未来に向けた展望
地域のスポーツ現場において、企業の姿勢や想いを形にする場は増えており、ダスキンサンクスデーのようなイベントはその一例です。BCリーグはこれからも企業と地域、ファンおよび選手がともに協力し、価値を創造する取り組みを進めていきます。このようにして、地域社会との絆を強め、新たなスポーツ文化を育んでいくことが期待されています。