新たな教育の潮流、オープンバッジファクトリーの誕生
教育とテクノロジーが交わる場所として注目を集めているEdTech。特に最近、学習成果を目に見える形で証明する手法が注目を浴びています。その中心には、株式会社インフォザインが提供するオープンバッジ発行システム「オープンバッジファクトリー」があります。2026年3月8日、山梨大学で開催される「日本教育工学会(JSET)2026年春季全国大会」のSIG-MCワークショップに、このシステムが採用されることが発表されました。
イベント詳細
本大会は2026年3月7日から8日までの2日間にわたり開催されます。場所は山梨大学甲府キャンパスで、ワークショップは8日の15:25から16:55に予定されています。テーマは「オープンバッジでeポートフォリオを作ろう」となっており、参加者は実際にオープンバッジを取得するプロセスを体験することができます。
日本教育工学会のSIG-MC(マイクロクレデンシャル)によって主催されるこのワークショップでは、小さな学習成果を証明する手段としての「マイクロクレデンシャル」や、そのデジタル証明書である「オープンバッジ」がいかに教育の場で活用できるかが議論されます。今回のワークショップ参加には、事前に大会への登録が必要で、詳細は大会公式サイトから確認できます。
ワークショップの目的と内容
ワークショップでは、参加者がマイクロクレデンシャルに関連した調べ学習を行い、その成果をeポートフォリオにまとめる体験ができます。特に注目すべきは、ただバッジを受け取るだけでなく、次のような体験が組み込まれている点です:
- - バッジの申請と発行:参加者は、自分が作成したワークシートを学習の証明としてシステムを通じて発行を申請します。
- - エンドースメントの体験:オープンバッジの重要な機能として、他者からの学習成果の承認を参加者同士で行います。これにより、他者との関わりを通じて学びが深まります。
- - 国際標準への対応:国際標準に基づいたデジタル証明書の利便性を直接体験することで、将来的な可能性を感じることができるでしょう。
日本教育工学会とは?
一般社団法人日本教育工学会は1984年に設立され、教育工学に関する研究や開発を推進する学術団体です。約3,300名の専門家が参加し、産官学の連携を通じて教育の質向上に貢献しています。彼らの活動は、人文社会系と理工系の学問を融合させた学際的な領域を扱っており、その成果は教育現場に革新をもたらしています。
オープンバッジファクトリーについて
「オープンバッジファクトリー」は、国際標準規格「Open Badges 3.0」に準拠した、教育機関の修了証から企業のスキル証明まで多用途で利用できるプラットフォームです。学習者のモチベーションを高めるための仕組みとして、ゲーミフィケーション化にも取り組んでおり、このようなテクノロジーの活用が教育の未来をどう変えるのか、非常に楽しみです。また、インフォザインは、2023年から日本国内での独占販売契約を結び、オープンソースとオープンスタンダードを活用し、教育現場の革新に向けた努力を続けています。
これからの教育現場において、バッジの取得がどのように役立つのか、ぜひともその新たな動きに注目していきたいところです。若者たちがこのシステムを通じて、より良い学びを得られ、未来に向けてスキルを証明する手段として活用されることを期待しています。