教育事業を軸に活動する株式会社コエルワが、NPOカタリバ主催の「みんなのルールメイキング」の令和6年度北海道・東北エリア地域パートナーに就任しました。
コエルワは、教育事業を起点として“どこからでも、「こえる」社会をつくる”をミッションに掲げ、北海道の人口三万人〜数千人規模のまちを舞台に、長期休暇支援や放課後支援・教育プログラム設計など6つの事業を通して、子どもたちが場所や環境に関係なく世界を広げられるための学びの機会を創出しています。
「みんなのルールメイキング」は、カタリバが2019年からスタートした、学校の校則を題材に、児童生徒にとって身近なルールを対話的に見直し、生徒主体の学校をつくる取り組みです。教員・保護者などの立場や意見の違う人たちと、対話から納得解をつくることを通して、生徒が身の回りの課題に気づき、当事者意識をもって行動する力や、社会参画への意識を高めていくことを目指しています。
コエルワは、地域パートナーとして、北海道・東北エリアの33校のパートナー校(2024年7月1日時点)の教職員の方の意見をもとに、各校のルールメイキング実践を形にしていくための企画立案や進行管理をサポートします。また、地域コミュニティ活性化のために必要な企画の提案や新規パートナーの開発も担います。
コエルワの共同代表CEOである阿曽沼陽登氏は、2021年から学校コーディネーターとして活動しており、学校の中だけではなかなか解決できない教員の悩みや、子どもたちが学校外の仲間たちとつながることでより多くの学びを得ることなどを肌で感じてきました。
阿曽沼氏は、ルールメイキングが「校則を変える」という結果だけでなく、課題発見・解決力、対話力、人を巻き込む力、様々な関係者の立場・考え方を想像する力など、多くのことを学ぶことができる活動だと考えています。
コエルワは、地域パートナーとして、北海道・東北エリアにて、より多くの学校にルールメイキングを広め、質の高い教育機会を創出し、教員同士・生徒同士・そして教員と生徒の横・ナナメのつながりを生み、教員・子どもたちの推進力・学ぶ機会を増やしていくことを目指しています。
NPOカタリバについて
カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
コエルワの目指す社会
コエルワは、「どこからでも、「こえる」社会をつくる」をミッションに掲げ、教育事業を通して、子どもたちが場所や環境に関係なく世界を広げられるための学びの機会を創出しています。
コエルワは、教育業界をこえた様々な業界の民間企業との共創にも注力し、これまで教育業界で成しえなかったプログラムの創出などを通じて、より豊かな社会の実現を目指しています。
今後の展望
コエルワは、地域パートナーとして、北海道・東北エリアにおける「みんなのルールメイキング」事業の普及に貢献し、子どもたちが主体的に社会を創り出す力を育むことを目指しています。