BASEが越境ECに革命をもたらす!
BASE株式会社は、2026年1月に新機能『かんたん海外販売』をリリースすることを発表しました。この新機能は、越境ECの面倒な作業を省略し、誰でも手軽に商品を海外で販売できることを目指すものです。このサービスは、特に個人や小規模なチームのネットショップオーナーに向けて設計されています。
『かんたん海外販売』の魅力
今回の発表の中心となる『かんたん海外販売』は、BASEの子会社であるwant.jpとの協力により実現しました。この機能を利用すれば、越境ECに必要な複雑な手続きや高いコストを心配することなく、簡単に商品販売を開始することができます。
煩雑な作業がゼロに
この新サービスの最大の特徴は、越境ECに伴う作業負担が一切なくなる点です。たとえば、国際配送の手続きや通関書類の作成、さらには返品や返金対応など、面倒な作業はすべてwant.jpが対応します。ショップオーナーは、商品の国内発送のみ行えばよく、あとは専門スタッフが海外へ配送の手続きを行ってくれます。これにより、ショップオーナーは新たな販売チャンスに集中できる環境を手に入れることができます。
売上向上に繋がる新たな仕組み
また、AIを活用した自動表示機能により、海外のお客様には適切なカートが即座に提示されます。さらに、商品ごとに販売可能な国の判定や送料の自動計算も導入され、よりスムーズに購入を促す仕組みが整っています。これにより、これまで懸念されていたカゴ落ちの問題も大幅に改善され、ショップオーナーの売上向上に寄与することが期待されています。
BACKGROUND:越境ECのニーズ
経済産業省の報告によると、越境EC市場は今後も急成長が予測されています。2024年の市場規模は1.01兆USドル、2034年には6.72兆USドルに達する見込みです。一方で、BASEを利用するショップオーナーが海外販売に対して感じる障壁は高く、実際に多くのショップがその手続きが非常に複雑であると答えています。これまでの調査では、7割以上が海外販売に対して苦手意識を持っていることも明らかになっています。
このような背景から、BASEではショップオーナーにとって負担を軽減する新機能の必要性を感じ、『かんたん海外販売』の開発にいたりました。これにより、日常業務に忙しいオーナーが新たなチャレンジに踏み出せるよう、利用のハードルを下げることに成功しました。
利用開始は2026年1月から
『かんたん海外販売』の提供は、2026年1月14日よりスタートします。特設サイトでのエントリー期間は2025年12月10日から2026年1月7日までとなり、この期間に登録を済ませたショップは、この新機能の恩恵を受けることができます。利用する際の費用は、実際に商品の販売が行われた場合のみに発生し、その金額は決済金額の5%です。このシステムにより、ショップオーナーは無理なく海外進出のチャンスを得ることができるのです。
まとめ
BASEの『かんたん海外販売』は、煩雑な越境ECの手続きを簡略化し、誰もが手軽に海外販売を進められる環境を提供することを目指しています。この新たな機能を活用することで、ショップオーナーは新たなマーケットでの可能性を広げ、さらなる成長を実現できることでしょう。世界の市場へ一歩踏み出すその瞬間を、BASEがサポートします。