美容師たちの成長を助ける舞台「JUNIOR TOKYO 8」
9月16日、東京都渋谷区のSpotify O-EASTで開催されたヘアショー「JUNIOR TOKYO 8」に、約360店舗を展開する美容室チェーン株式会社アッシュが8年連続で参加しました。このイベントは、スタイリストデビュー前の新人美容師が自らの技術とクリエイティビティを披露する絶好の機会であり、多くのサロンが集結しました。
JUNIOR TOKYOの目的と意義
「JUNIOR TOKYO」は、トータルビューティーブランドの株式会社ウカ、ヘアサロンの株式会社ダブ、そしてイベントプロデュースの株式会社ケィビープランニングインターナショナルの3社によって創設されたイベントで、年に一度開催されます。このヘアショーでは、美容師アシスタントが主体となり、シャンプーからスタイリング、衣装選びまでを手掛けます。
意欲に満ちたアシスタントたちにとって、自由な発想で自己表現を行うことができるこのイベントは、大きな成長の糧になります。普段のサロンワークとは異なる環境での経験は、技術向上やモチベーションの向上に寄与します。
Ashの挑戦と成果
Ashでは、美容学校を卒業したばかりのアシスタントにもステージに立つチャンスを提供しています。今回も多くの若手スタッフが参加し、新たな成長を遂げました。特に、チームリーダーの鈴木美留加は、イベントのディレクションを務め、テーマ「Featuring x Future」に基づき、関係者との共同制作を通じて高いクリエイティビティを引き出しました。
参加スタッフからは、感謝や喜びの声が寄せられました。例えば、1年目アシスタントの戸塚大翔は、入社して間もない中でこのような機会を持てたことに感謝し、自己表現の場と捉えたことが成長につながったと語っています。彼のように多くのアシスタントがやりがいを感じ、モチベーションを上げているのが、このイベントの魅力です。
「Featuring x Future」に込められた想い
Ashチームがこのテーマを掲げた理由は、単なるヘアスタイルの発表にとどまらず、非現実と現リアルを融合した作品によって、新しい美容の未来像を提示することでした。それぞれのメンバーが独自の近未来イメージを反映させた演出は、観客を魅了しました。アシスタント自身が考え抜いたヘアスタイルや衣装は、彼らの個性を生かす大きなチャンスとなりました。
バックステージでの熱気
バックステージでは、参加者たちが集中し合って準備をする姿が見受けられました。その緊張感や喜びは、舞台に立つ者にしか味わえない特別な瞬間です。スタッフ同士の協力や支援も感じられ、まさに共同制作の精神が表れています。
今後の展望
今後も株式会社アッシュは、美容業界での若手の育成に力を注ぎ、ヘアショーなどを通じて新たな才能を応援します。このイベントは、アシスタントたちにとってさらなる成長を促し、美容業界全体の活性化につながると確信しています。私たちの未来の美容師たちがどのように成長し、活躍するのか、今後の展開がとても楽しみです。