奈良公演で楽しむ能楽の深い魅力！竹下景子が登場

楽しむ能「楽」プロジェクト奈良公演開催

能楽の発祥地として名高い奈良で、魅力あふれる能楽公演が開催されることが決定しました。この公演は「楽しむ能『楽』プロジェクト！」の一環であり、2024年12月20日（金）に奈良春日野国際フォーラム甍で行われます。特に注目すべきは、俳優の竹下景子さんがスペシャルゲストとしてトークイベントに参加することです。彼女と人間国宝の能楽師・大倉源次郎さんの対話を通じて、奈良という土地と能楽の魅力を深く掘り下げます。

能楽とその起源

奈良は南北朝時代から続く「大和猿楽」の流れを汲み、能楽の歴史が刻まれてきた場所です。約700年にわたる能楽の伝統は、この土地の豊かな文化と深く結びついています。本公演では、その歴史を色濃く反映した演目が披露される予定となっており、訪れる人々にとって貴重な体験となることでしょう。

公演内容

公演では、能「葛城大和舞」と呼ばれる演目のほか、人気の「石橋」や、狂言「寝音曲」といった多彩なプログラムが用意されています。特に能「葛城」は奈良・葛城山にまつわる伝説を基にしたもので、この地域ならではの魅力が存分に楽しめることでしょう。

出演者について

主要な出演者には、シテ方の髙橋忍さんが「葛城」のシテを務め、人間国宝の有松遼一さんが羽黒山の山伏を演じます。また、狂言では善竹隆平さんが主人の役を担い、茂山逸平さんが太郎冠者を演じるなど、実力派の皆さんが顔を揃えています。能「石橋」では、宝生和英さんと辰巳満次郎さんが赤獅子と白獅子を演じるなど、豪華なキャストに期待が高まります。