ユサコ株式会社が食品工学会でXLSTATを発表し注目を集める

ユサコ株式会社が食品工学会での発表で注目を集めた

2025年8月7日から8日の間、茨城県つくば市にあるつくば国際会議場にて開催された日本食品工学会第26回年次大会。ここで、ユサコ株式会社は、アドオン型データ分析・統計ソフト「XLSTAT」を出展し、研究者や業界関係者にその新しい機能を紹介しました。

幅広い発表内容

特に注目されたのはインダストリアルプラザでのポスター発表およびショートプレゼンテーションです。ユサコは、XLSTATを利用した製品開発や嗜好性向上に関する最新の官能評価手法を紹介しました。発表では、食品業界で需要が高まっている時間分析法（TI、TDS、TCATA）や、プリファレンスマッピング、STATIS解析などの多彩な機能を活用した事例が披露され、聴衆は特に関心を示しました。

例えば、感覚が嗜好に及ぼす影響や成分と感覚の関係についての解析が行われ、食品メーカーや研究機関における実用性が強調されました。これにより、参加者はXLSTATがいかに役立つか具体的なイメージを得ることができたでしょう。

来場者との交流

多くの方々にユサコのブースに足を運んでいただき、操作デモや具体的な分析事例に関する質問が飛び交いました。また、導入に関するご相談も盛況で、来場者との活発な交流が見られました。ユサコは、これらの貴重な意見や要望を大切にし、さらなるサービスの向上につなげていく考えです。この場を借りて、足を運んでくださった方々への感謝の意を表しました。

XLSTATとは何か

XLSTATは、Microsoft Excel上で動作するため、プログラミング知識がなくても手軽に使えるデータ分析ツールです。使いなれたExcelの環境で、高度な統計解析やデータ可視化が簡単に行えます。このツールは官能評価やマーケティング、ライフサイエンスなど様々な分野で広く使用されています。

世界120カ国以上で15万人を超えるユーザーに支持されており、日本国内でも特に食品関連企業や大学・研究機関での採用が増加していることが、ユサコにとっても嬉しいニュースです。公式サイトでは、より詳細な情報が提供されています。

ユサコ株式会社の紹介

ユサコ株式会社は、学術情報の提供や研究活動の効率化を支援する企業です。学術ジャーナルやデータベース、ソフトウェアを提供するだけでなく、セミナーや導入サポートなど多角的なサービスを展開し、研究者や教育機関のニーズに応えています。この取り組みが、今後の研究における新たな可能性を切り拓いていくことでしょう。