東京2025世界陸上選手権への期待が高まる第109回日本選手権
2025年7月4日から6日までの3日間、東京の国立競技場で「第109回日本陸上競技選手権大会」が開催されます。この大会は、「東京2025世界陸上競技選手権大会」の日本代表選手選考競技会でもあり、出場選手たちにとって特別な意味を持つ舞台です。
エントリー選手の発表
今回発表されたエントリーリストには、注目の選手たちが名を連ねています。女子やり投では、すでに「東京2025世界陸上」の代表に内定している北口榛花選手(JAL)が登場。男子100mには、オレゴン2022、ブダペスト2023の2大会で入賞したサニブラウン アブデルハキーム選手(東レ)の姿も見られます。
他にも、男子ではセイコーゴールデングランプリの男子100mを制した栁田大輝(東洋大学)、400mに出場予定の中島佑気ジョセフ(富士通)、そして女子部門では田中希実選手(New Balance)が1500mと5000mにエントリーしています。特に、中島選手はパリオリンピック4×400mリレーで6位入賞を果たしており、今大会でも期待が寄せられています。
大会日程と競技内容
大会は、3日間にわたり、男子17種目、女子17種目が行われます。競技は以下のような日程で行われます。
- - 7月4日(金) 競技開始 13:45 / 終了 20:40
- - 7月5日(土) 競技開始 11:30 / 終了 18:40
- - 7月6日(日) 競技開始 14:00 / 終了 18:40
特に男子100mは、予選が7月4日、準決勝、決勝が翌日の5日に行われる予定です。この種目には、サニブラウン選手の他、国内外で名を馳せた選手たちが集まります。
代表内定をかけた戦い
本大会は、東京2025世界陸上の日本代表選手選考の場でもあります。選手たちは参加標準記録を突破しており、上位入賞が代表内定に直結します。男子110mハードルは「2位以内」、その他の種目は「3位以内で優勝」というハードルがあります。
注目選手としては、男子110mハードルの泉谷 駿介選手(住友電工)や、女子100mハードルの日本記録保持者福部真子選手(日本建設工業)が挙げられます。
チケット情報と特別体験
大会のチケットは販売中で、観戦体験をより特別なものにするために新しい席種も登場しています。プレミアムホスピタリティ席や親子プレミアムシート、通し券など、お得な選択肢が多数用意されており、観客は選手との交流や特別な体験ができる機会も考えられています。詳しい情報は公式サイトで確認できます。
参加登録による応援について
国立競技場での熱気ある観客の応援を目指す「国立満員プロジェクト」も展開されており、現地での応援が難しい方でもキャンペーンに参加登録することで気持ちで応援することができます。
結論
今大会は日本一の座を懸けた熱い戦いであると同時に、東京2025世界陸上へ向けた重要な舞台です。国内のトップアスリートたちが集結し、全力を尽くす姿を是非見届けてください!