南魚沼市が観光シンボルマークを発表、雪国の魅力を伝えます

南魚沼市が誇る新しい観光シンボル

新潟県南魚沼市は、地域の特産品や自然の美しさを象徴する観光シンボルマークを新たに決定しました。このマークは、観光ブランドコンセプト「ゼッピン雪国宣言」を反映したもので、市全体の観光活動で広く利用される予定です。

観光シンボルマークの特徴

新たに決定したマークには、南魚沼の名産である「南魚沼産コシヒカリ」と、米を表す“米印”をモチーフにしたデザインが採用されています。また、雪の結晶を象徴し、雪解け水の流れを表現しています。このデザインは、地域の特性を色濃く反映させたもので、見る人に強い印象を与えることが期待されています。

「ゼッピン雪国宣言」とは

「ゼッピン雪国宣言」の中心には、雪がもたらす特別な体験があります。山から流れる雪解け水によって育まれるおいしいコシヒカリや、清らな水を使った日本酒、長い冬を超えて生まれた発酵文化による美食など、特有の文化や味覚が揃っています。また、川遊びや登山、雪遊び、スキーといった四季折々の自然体験も楽しむことができます。

越後の白い山々と黄金色に輝く田園は、まさに心を奪われる美しい風景です。訪れた人々は、その魅力に圧倒されることでしょう。

観光シンボルマークの活用法

今後、南魚沼市観光シンボルマークは、観光パンフレットやSNS、イベントポスター、チラシ、看板、そしてグッズなど多岐にわたって活用される予定です。観光関連事業者や地域団体と連携し、さらなる活用を推進していく方針です。

また、「ゼッピン雪国体験」をテーマにした体験型コンテンツの開発も進めており、より多くの人に実際の体験を通じて南魚沼の魅力を感じてもらうことを目指しています。

今後の展望

南魚沼市は、「ゼッピン雪国宣言」を観光戦略の基本理念として取り込み、2024年9月に策定予定の観光戦略においても反映していく予定です。この理念を通じて、来訪者の満足度の向上と持続可能な観光地域の発展を両立させることを目指しています。地域全体で協力し、観光ブランドの価値を磨き、新たな魅力の発信を進めていきます。

南魚沼市の魅力とは、ただの観光地ではありません。ここにしかない体験や味覚、そして自然のすばらしさを感じることができる特別な場所です。ぜひ一度訪れて、あなた自身で「ゼッピン」を体感してみてください。

南魚沼市概要

新潟県の南部に位置し、世界の豪雪地域として知られる南魚沼市。市内には7つのスキー場があり、南魚沼産コシヒカリで名高い地域です。2024年度のふるさと納税の受入額は71億円を超える見込みです。南魚沼市の人口は約52,000人、地域活性化に向けたさまざまな施策を推進しています。

詳しい情報や観光案内は、南魚沼市の公式サイトでご確認いただけます。