新サービス「e-on」
2015-11-18 16:23:09

3社共同開発の新サービス「e-on」でエネルギーコスト削減を実現

3社共同開発の新サービス「e-on」でエネルギーコスト削減を実現



エネルギー管理の新たなフロンティアとして、MASS、NetLED、Sassorの3社が共同開発した新サービス「e-on」が注目を集めています。このサービスは、エネルギーコストの削減を目指す全国の事業者に向けて、エスコモデルを基盤とした照明と空調の制御を提供するものです。

2016年1月からのサービス提供が予定されており、初期導入費用がかからないため、導入のハードルが大きく下がることが期待されています。これまで大規模事業者でしか導入が難しかったBEMS(ビルエネルギー管理システム)の技術が、エスコモデルを通じて中小企業や様々な施設でも利用可能となり、エネルギーコストの大幅な削減に貢献するでしょう。

「e-on」は、電力データを計測・監視し、ユーザーが求める用途に応じた最適な制御を実現します。具体的には、以下の3つの主なサービスが含まれています:
1. 電力の計測/モニタリング:リアルタイムでの電力使用状況を把握し、効率的な利用法を提案。
2. 照明の制御:利用状況に合わせて照明の明るさや点灯時間を調整し、無駄なエネルギー消費を防ぎます。
3. 空調の制御:温度管理を最適化し、快適な環境を保ちながらエネルギーを節約。

さらに、制御ルールは柔軟に設定可能で、センシングデータに基づくピークデマンドの削減や時間帯による調整が可能です。これにより、施設ごとの特性に応じた最適な運用が実現します。

事業者は、これらの機能を組み合わせてカスタマイズすることで、自社のニーズにマッチした環境を整えることができます。また、最先端の照明および空調制御技術を活用することで、顧客にとってもメリットの大きい選択肢となります。

エスコモデルは、設備導入時の初期投資やメンテナンスの負担を軽減します。このモデルでは、毎月の電気料金削減分をもってレンタル費用を賄うため、導入に際して一切のコストがかからないという特長があります。契約が満了した際には、すべての設備資産が無償で譲渡され、経営者に安心感を提供します。

IoT領域において、MASS、NetLED、Sassorの3社は、商業施設や公共施設におけるコスト削減やサービス向上を目指し、IoTソリューションを一体化してビジネス展開を行っています。この3社は、2015年からインテルのプロジェクトに参画し、数多くのベンチャー企業の集まりとして、業界に新たな風を吹き込む存在となっています。

この新たな試みが、様々な業種においてエネルギーコストの削減を可能にし、持続可能な社会づくりへ一歩近づくことを期待しています。今後の展開から目が離せません。

会社情報

会社名
NetLED株式会社
住所
東京都目黒区上目黒2-25-13エムス南201
電話番号

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