新たな白菜の発信
最近、水不足によって規格外の白菜が誕生しました。食品のサブスクリプションサービス「Oisix」がこの特異な野菜を商品化し、「まいてない白菜」として販売することになりました。この新商品は、2026年2月19日から市場に登場する予定です。
水不足の現況
太平洋側を中心に記録的な水不足が続いており、これは今年の1月の降水量が1946年の統計開始以来、最も少なかったことからもわかります。気象庁によれば、東・西日本では昨年11月中旬から降水量が減少し、特に日照時間が長く、野菜の生育に影響を及ぼしています。
異変を見せる白菜
通常、白菜は生育初期に葉が広がり、葉の数が増える過程で中心の葉が立ち上がり、内側にしっかり巻きますが、今季は異常気象の影響でこのバランスが崩れてしまいました。特に昨年の秋には高温が続き、その後の水不足によって結球が不十分な白菜が多く生まれました。これらの白菜は、サイズや重量が規格外となり、流通には乗りにくい状況に陥っています。
Oisixの取り組み
「Oisix」では、このように気象の影響で規格外となった野菜を「おたすけOisix」というサービスを通じて販売しています。これは2022年8月に開始され、配信を希望する会員に向けて行われています。今回の「まいてない白菜」もこのサービスの一環として登場することが決まりました。Oisixの販売ページからは、この商品が180g、322円(税込)で提供され、無くなり次第終了となります。
生産者の声
この白菜を生産している木村さんは、「特に11月から12月にかけての雨不足が大きく影響した」とコメントしています。そのため、通常の白菜とは違った育ち方をしてしまったのです。ただし、味には変わりないため、炒め物やスープなどに適しているとのことです。
その他の規格外品も
Oisixでは同様に、「おたすけOisix」として小さめの紅くるり大根も販売されます。この大根は、長野県産で2本389円(税込)という価格設定で、今後の販売が期待されています。
Oisixの理念
Oisixは2000年に設立され、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材」をモットーに、安心安全な農産物を提供してきました。会員数は360,703人に達し、全国で利用されています。オイシックス・ラ・大地株式会社は、安心・安全に配慮した食材の定期宅配を行い、食材の持続可能な利用に取り組んでいます。
最後に
「まいてない白菜」は、ただの規格外品ではなく、農家の努力とサステナビリティへの挑戦を象徴する食品です。これを食卓に取り入れることで、私たちも水不足という問題に対して何かしらのアクションを起こせるのです。温かいスープや炒め物にすることで、新しい味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。