WizWeとY4.comの共同プロジェクト
2023年度、経済産業省が推進する「PHR社会実装加速化事業」において、株式会社WizWe(本社:東京都港区)が株式会社Y4.com(本社:東京都千代田区)とのマッチングを果たし、ユースケース創出に向けた実証プロジェクトをスタートさせました。この取り組みは、最新の技術を駆使して健康意識の向上を目指すものです。
PHRとは?
PHR(Personal Health Record)は個人の健康データを集約するシステムで、健康行動を促進し、より良い医療サービスを受けるための基盤となります。WizWeの提供する「Smart Habit」は、ユーザーが健康な習慣を身につける手助けをするプラットフォームであり、様々なデータを活用したアプローチをします。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトの下で、WizWeの「Smart Habit」プラットフォームは、個人の健康データを通じて健康行動を定着させるための指導し、具体的な行動変容を促します。一方、Y4.comは健康管理アプリやウェアラブルデバイスを通じて、日々のバイタルデータを収集します。収集されたデータは複数のサービス事業者に安全に提供され、PHRのユースケースの創出や社会課題の解決に寄与します。
ユースケース「100歳まで健康な脳はおしゃべりから!~Talk more, age well~」
特に注目されるのは、シニア層をターゲットにした介護や認知症予防を目的としたユースケースです。このプログラムでは、自分自身のPHRデータを基にしたアドバイスを受けながら健康習慣の定着を目指します。特にチャットによるサポートが主軸となり、日々のコミュニケーションを通じて行動変容を促し、よりアクティブな老後を送るための支援を行います。
WizWeの取り組み
WizWeは今回のプロジェクトを通じて、PHRサービスの拡充とマーケットの成長に寄与することを目指しています。会社としては、ユーザーに開かれた環境でPHRデータを繋げることによって、より豊かで健康的な社会の実現を図っています。これにより、事業者および生活者両方にとって価値の高いサービスが広まることを期待しています。
まとめ
この共同プロジェクトは、単に技術の導入にとどまらず、社会全体への健康意識の向上にも寄与するものと言えるでしょう。WizWeとY4.comの連携による新たなサービスが実現することで、将来のヘルスケア市場における可能性が一層広がります。今後の成果に大いに期待が寄せられています。詳細は、経済産業省が実施する「PHR社会実装加速化事業」の公募サイトをチェックしてください。
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