ACAO FORESTがキャビンホテルを2026年に開業、自然体験を拡充

新たな夜の顔を持つACAO FOREST

静岡県熱海市の魅力的なリゾートパーク、ACAO FORESTがついにキャビンホテルを開業します。運営するACAO SPA & RESORT株式会社が、東京都に本社を置くA Cabin Companyと業務提携を結び、2026年末までに5棟のキャビンホテルを設置する計画です。

ACAO FORESTは太平洋の壮大な景観をバックに、テーマガーデンやアート作品、さらには日本の伝統を感じられる隈研吾氏設計の「COEDA HOUSE」など、文化と自然が共存する場所です。しかし、昼間の利用がメインで、夜間の活用に関しては課題を抱えていました。「泊まってみたい」というお客様の声が多く寄せられていたこの場所に、キャビンホテルの導入が決まったのです。

優れた設計と環境配慮

A Cabin Companyが開発したキャビンは、上下水道や電気・ガスに依存しない低インフラ型の木造キャビンです。木質の内装と日本の伝統的構法に基づくデザインが特徴で、心地よい環境を提供します。そのため、自然に溶け込みながらも快適な宿泊体験を実現します。これにより、ACAO FORESTの美しい森林空間が、夜間の利用を通じて新たな価値を生み出すことが期待されます。

今後の開業スケジュール

ACAO FORESTのキャビンホテルは、2026年初旬に最初の1棟が開業予定です。この場所は園内のトップに位置し、見晴らしの良い「レモン畑」エリアとなります。また、計5棟のキャビンが同年末までに完成する計画です。宿泊者は、日中のガーデン散策だけでなく、開園前や閉園後の特別な自然体験を楽しむことができるのです。便利用とアナログ体験を融合させた新しい宿泊スタイルが実現します。

伝統と未来の守り手

A Cabin Companyの代表・西村彬氏は、ACAO FORESTの美しい自然に深く感動し、「この特別な場所でキャビンが受け入れられたことに感謝しています」と述べています。また、ACAO SPA & RESORTの代表・山﨑勇輝氏も「新たな宿泊施設によって、これまで可能でなかった自然を体験できる機会が増える」と期待を寄せています。

ACAO FORESTの全貌

ACAO FORESTは20万坪の広大な敷地に、多彩なテーマガーデンやアート作品が点在するリゾートパークです。また、歴史ある曽我浅間神社や、手作り体験ができる「cokage」など、訪れる人々に多くの体験を提供しています。入場料金は大人2,500円、小学生は1,000円で、未就学児の入場は無料です。営業時間は9:00から17:00までとなっています。

このような多彩な要素が組み合わさることで、ACAO FORESTは単なる観光地ではなく、自然との一体感を深める特別な場として再構築されるのです。キャビンでの宿泊を通じて、訪問者は早朝・夜間の自然の美しさを心ゆくまで堪能できるようになります。

自然との結びつきが強いACAO FORESTのキャビンホテルは、今後の宿泊体験に革新をもたらすことでしょう。

概要: