ジョサンシーズがシリーズAで4億円の資金調達を実施
東京都中央区に本社を置く株式会社ジョサンシーズは、シリーズAラウンドとして4億円の資金調達を行いました。この調達により、同社の累計資金調達額は約6.8億円に拡大しました。出資にはWPower Fundをリード投資家として、他にも複数の機関や個人投資家が参加しています。
出資の背景と目的
ジョサンシーズは、助産師不足と家庭での信頼できるサポーターを得るニーズという2つの社会的課題を解決するために創業しました。日本では、助産師が専門的なケアを提供できる環境が整っていないため、彼らの専門性がフルに活かされていないのが現状です。また、助産師はライフイベントによってキャリアが制約されがちで、約6割がその影響を受けています。
同社は、「低月齢ベビーシッター事業」や「産後ケア施設の運営」、「産院向け人材サービス」など複数の事業を展開し、助産師のキャリアをサポートしながら、家庭に専門的なケアを届ける仕組みを構築しています。この成功によって、望ましい雇用機会が増加し、さらに多くの助産師が同社のプラットフォームに集う好循環が生まれています。
サービス拡充の必要性
現状、日本の出生数は減少傾向にあり、専門職を頼れる選択肢は限られています。助産師がすぐに利用できるサービスの量は依然として不足しています。ジョサンシーズは、助産師の働き方そのものを見直し、新たな社会的基盤を築くことを目指しています。また、自治体との連携を通じて、より多くの家庭に必要な支援が届くように努めており、今後は事業のさらなる拡大を計画しています。
そのため、今回の資金調達は重要なステップとなります。この資金を利用し、今後も産後ケアや柔軟な働き方を可能にするサービスを提供していく方針です。
投資家の期待
WPower Fundの関美和氏は、日本の出生数はついに上向き始めているとし、その流れを持続可能にするためには安心して産み育てる環境整備が不可欠だと述べています。ジョサンシーズの事業モデルは、まさにその使命を担っていると評価されています。
さらに、NEXTBLUEの大嶋紗季氏も、助産師を中心としたヘルスケアサービスへの投資が今後増えていく中で、ジョサンシーズが持つ約3,000名の助産師ネットワークを基にした事業展開の可能性に期待を寄せています。彼女はこれを女性の健康とウェルビーイングを支える重要なビジネス機会として捉えています。
経営陣の思い
ジョサンシーズの代表取締役CEO、渡邊愛子氏は、今回の資金調達に感謝を述べつつ、より多くの家庭にサポートを届けることで子育て環境を整えていく意欲を表明しました。助産師の専門知識を活かした支援が広がることで、少子化の流れを変える力を秘めていると感じており、今後の発展が楽しみです。
結論
助産師に頼れる社会を目指すジョサンシーズの取り組みは、今後も多くの家庭の支えとなることでしょう。シリーズAで得た資金を基に、さらなるサービス展開を行い、安心して子育てができる社会を築いていくことが期待されます。