「PLB v2」が展示会へ
2022-12-13 10:11:33

革新的緩み止め締結体「PLB v2」が中小企業新ものづくり・新サービス展に出展!作業効率6割向上も

革命的緩み止め締結体「PLB v2」が中小企業新ものづくり・新サービス展で脚光を浴びる



山梨県に拠点を置く株式会社ニッセーが開発した緩み止め締結体「PLB v2」が、大きな注目を集めています。12月14日から16日にかけて東京ビッグサイトで開催された「中小企業新ものづくり・新サービス展」にて、協力企業である東海部品工業株式会社が「PLB v2」を展示。その革新的な技術と高い実用性から、多くの来場者からの問い合わせが殺到しました。

「PLB v2」最大の特徴は、その独自の緩み止め構造にあります。大小2種のねじ山を持つ1本のボルトと、それに対応するダブルナット方式を採用。従来の緩み止め製品が摩擦抵抗に頼るのに対し、「PLB v2」は機械的干渉効果によって緩みを確実に防止します。ISO16130準拠試験においても最高位の「緩み止め効果良好」評価を獲得しており、他社製品を凌駕する高い性能を誇ります。

さらに、「PLB v2」は作業効率の向上にも大きく貢献します。標準工具や電動工具に対応し、外側ナットのみを締めるだけで内側ナットも同時に締結できるワンアクション方式を採用。従来のダブルナット方式における下ナット逆転法処理も不要で、作業時間を約6割削減することに成功しました。着脱も容易で、現場作業の負担を大幅に軽減します。

製造面においても、「PLB v2」は既存設備を活用できる点が大きなメリットです。ニッセーは、ねじ製造に必要な工具(板ダイス、丸ダイス、セグメントダイス)を提供することで、既存設備で容易に製造できるようにサポートしています。ねじ製造にかかる工数は通常の転造ねじと同等です。

ニッセーは、「PLB v2」の製造ライセンスと専用ダイスのレンタルも開始しました。転造装置を持つ企業であれば、このダイスを用いて「PLB v2」の製造・販売が可能となります。技術指導も提供しており、導入障壁を低く抑えています。5,000本以下の少量生産はニッセーが直接対応し、実装試験用のサンプル提供も行っています。ただし、データ提出や動画撮影への協力が条件となります。

東海部品工業株式会社は、六角ボルトなどの冷間鍛造・転造、医療機器部品の研究開発・設計・製造を手掛ける企業です。今回の展示会への参加を通じて、「PLB v2」の高い可能性を多くの企業に示す役割を果たしました。「PLB v2」は、その高い性能と使いやすさから、自動車、機械、医療など、幅広い分野での活用が期待されています。

ニッセーは、今後も「PLB v2」の普及に努め、日本のものづくりを支える革新的な技術として発展させていく考えです。

会社情報

会社名
株式会社ニッセー
住所
山梨県大月市富浜町鳥沢2022番地
電話番号
0554-26-5311

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