アジア最大級の分散データベースカンファレンスが間もなく開催
Yugabyteが主催する「Distributed SQL Summit Asia」が、2022年3月30日から31日にかけて開催されることが発表され、期待が高まっています。このイベントは、アジア地域における分散型SQLデータベースの発展を目指す重要な機会であり、日本国内を含む多くの企業や技術者が集う場となります。
イベントの概要
Distributed SQL Summit Asiaは、オープンソースの分散型SQLデータベースに関心を持つ人々にとって、学び、交流し、ネットワークを広げる絶好の機会です。YugabyteのCEOであるBill Cook氏は、このイベントが持つ意義を強調し、マイクロサービスの必要性が高まっていることを背景に、分散型SQLの需要が増加していることに言及しています。
本カンファレンスには、GM(ゼネラル・モーターズ)、楽天モバイル、MetLife、Wipro、UnionBank of the Philippinesなど、業界のトップ企業から技術リーダーや専門家が参加し、様々なセッションを行う予定です。また、3つのトラックに分かれて、開発者、運用者、アーキテクト向けのコンテンツが用意されています。
セッション内容
1.
開発者向けの内容 では、超低レイテンシで耐久性の高いマイクロサービスのグローバルスケールへの展開方法や、伝統的なモノリシックデータベースからの移行方法、運用負荷無しでの短時間での構築方法が説明されます。さらに、ハンズオンやワークショップを通じて、実際にモダンなアプリケーションを構築する体験も提供される予定です。
2.
プラットフォーム運用者向け では自然災害やデータセンター障害に対処するためのデータベース構築手法や、ピークトラフィックへの対応方法についてのセッションが行われ、Kubernetesを使った分散型SQLのベストプラクティスを学ぶことができます。
3.
アーキテクト向け には、各業界における新しいデータアーキテクチャの動向や、業界リーダーが紹介するデータベースモダナイゼーションの取り組みについて共有されます。
特別スピーカー
特に注目されるのは、楽天モバイルのGaurav Jain氏やGMのKannan Ramamurthy氏など、業界の著名なスピーカーです。彼らはそれぞれ、自社の進化的なデータプラットフォームやYugabyteDBの導入について語ります。また、日本における分散SQLデータベースの現状についても議論され、地域の発展に寄与する取り組みが共有される予定です。
参加方法
この盛り上がるイベントに参加するには、
公式サイトからの登録が必要です。さらに、Twitterでのライブ更新も行われるため、#DSSAsiaのハッシュタグを使って情報を追いかけられます。
Yugabyteの役割
Yugabyteは、世界中で高性能なクラウドネイティブアプリケーションを支える分散型SQLデータベースを提供しています。日本を含むアジア市場に対して積極的に展開し、多くの企業にとって不可欠な存在となっています。その成長は目覚ましく、昨年はバンガロール、シンガポール、東京に新しいオフィスを開設しました。これからの分散型SQL市場において、Yugabyteがどのような貢献を果たしていくのか、多くの期待が寄せられています。
この業界の進展を支える重要なカンファレンスであるDistributed SQL Summit Asia 2022は、技術者や企業の成長を促進する有意義なプラットフォームとなるでしょう。