エンバリオの新戦略
2025-09-10 09:09:26

エンバリオがサステナビリティ戦略「エンバリオ CARES」を発表

エンバリオが提唱する「エンバリオ CARES」



高機能樹脂材料のグローバルリーダーであるエンバリオが、サステナビリティを推進する新しいフレームワーク「エンバリオ CARES」を発表しました。この戦略は、エンジニアリング材料業界における持続可能な変革を目指しており、Low Carbon(低炭素)、Sustainable Resources(持続可能な資源)、Social Responsibility(社会的責任)の3つの柱から成り立っています。

サステナビリティの新しい地平へ



エンバリオ CARESの中心的な目標は、企業の成長を続ける一方で、持続可能性を重視した事業運営を行うことです。CEOのカラム・マクリーンは、「この取り組みは私たちのアイデンティティの一部であり、すべてのステークホルダーに対して長期的な価値を提供する機会と捉えています」と語ります。これにより、社会全体に好循環をもたらすことを目指します。

低炭素への取り組み



「エンバリオ CARES」は、温室効果ガス(GHG)排出量の大幅な削減を狙っています。2024年から2030年にかけて、Scope 1およびScope 2の排出を35%削減する目標が設定されています。この成果を実現するためには、再生可能エネルギーの調達や排出削減プロジェクトを導入することが重要です。

この新たな計画では2030年以降に向けた具体的な脱炭素化ロードマップも策定予定で、国際的気候目標との整合性を考慮した目標が発表される予定です。

持続可能な資源の保護



持続可能な資源に焦点を当てる柱では、製品の原材料を保護し尽力すると共に、その利用効率の向上を目指します。特にエンバリオは10月8日から15日までドイツで行われるK 2025に出展するため、最新の持続可能なイノベーションを披露することになっています。この展示会では、電気・電子向けの持続可能なPA6代替品も紹介される予定です。

社会的責任の重要性



社会的責任の柱では、エンバリオの人材の安全と福祉を確保するだけでなく、地域コミュニティに向けた社会的イニシアチブも支援します。エンバリオはICCA Responsible Care® Global Charterに参画し、責任ある化学物質の管理を推進しています。2044年には国連グローバルコンパクト(UNGC)への署名が予定されており、持続可能性報告を通じてその進展を公表します。

未来へのビジョン



エンバリオの持続可能性に向けた取り組みは始まったばかりですが、これからも企業としての使命感を持ち続け、フィードバックを受け入れて改善に努めていくことが強調されています。マクリーン氏は、「持続可能な未来へ投資し続けることが、私たちの成功の基盤である」というメッセージを込めて、さらなる成長を目指す意志を示しました。

エンバリオの最初の持続可能性レポートが9月に発表される予定で、具体的な取り組みや成果が注目されます。エンバリオはその専門知識を活かして、自動車、電子機器、消費財などのさまざまな分野で持続可能な高性能ソリューションを提供し続けることでしょう。世界8カ国に展開しているエンバリオは、グローバルな視点から地域社会に貢献していく姿勢が期待されます。


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会社情報

会社名
エンバリオジャパン株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティグランキューブ19階
電話番号
03-6281-9670

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