ネコ型配膳ロボット「BellaBot」が進化！新モデル「BellaBot Pro」は広告や販促も可能に！

商用サービスロボットのグローバルリーダーであるPUDUは、レストランなどで親しまれている「BellaBot」の次世代モデル「BellaBot Pro」を発表しました。

「BellaBot Pro」は、18.5インチのディスプレイ、最新AI、最新カメラを搭載することで、広告や販促、音声や挨拶による接客、料理の識別、客のボタン操作なしでの料理受取の認識などが可能になりました。従来モデル「BellaBot」からさらに効率性、接客、安全性などが向上しています。

アメリカやヨーロッパではすでに販売されている「BellaBot Pro」ですが、日本での販売開始時期は現在調整中です。販売に先立ち、7月3日、4日に神戸国際展示場1号館・2号館にて開催される「FOOD WAVE 2024 KOBE」のリテールメディアゾーンに登場予定です。

# 「BellaBot Pro」の進化ポイント

1. ディスプレイ搭載で広告・販促・マーケティング機能が強化

ボディに18.5インチのディスプレイが組み込まれ、顧客の注目を集める「動くプロモーションプラットフォーム」としても使用可能になりました。さまざまな表情や音声、カスタマイズ可能な外観などを持つマルチメディア広告として、高い販促効果が期待されます。企業は、周囲の環境や客層に応じたプロモーション・キャンペーン情報を表示することで、消費者にとって魅力的で価値のある情報を提供できます。

2. マッピング作業が簡素化・時間短縮

レーザーとビジョンの融合により、マーカー不要の簡単なマッピング設定を実現しました。高い天井や広いエリアなど、さまざまな環境で使用可能となり、マッピング設定にかかる時間は平均 75%短縮されました。

3. 客のジェスチャーを検出

フロントカメラが進化し、手を振るなどの特定の客のジェスチャーを瞬時に検出できるようになりました。これにより、接客時にさらに適切な応答ができるようになります。

4. 料理の受取を自動認識

トレイ上の魚眼カメラとライトにより、トレイ上の物体の有無を検出できるようになりました。従来の「BellaBot」では、料理の受取後に客のボタン操作が必要でしたが、「BellaBot Pro」は、客がトレイから料理を受け取ると、タスクが完了したことを自動的に認識し、ボタン操作なしで次のタスクに進むことができます。配達にかかるプロセスを効率化し、客の操作を減らし、配膳時間を短縮することで、お客様満足度を向上させることができます。

5. 料理の認識と音声によるメニュー紹介

トレイ上の料理を認識し、音声案内を通じて料理の紹介をすることができるようになりました。これにより、客の取り間違えを防止できます。AIにより、トレイ上の料理の形状、色、輪郭などの視覚的特徴を正確に学習することで、新たなレベルの接客を生み出し、お客様満足度を向上させます。

6. 全方向性障害物回避で安全性が向上

3台のRGBDカメラや1台のレーザー光センサーに加え、新搭載の2台のフロントビューカメラによって、全方位を認識するようになりました。車輪部の死角が減ったことで、安全性がさらに向上しました。

7. 地面を投影するライトによる接近警告

ロボットの進路を地上投影照明で照らし、接近を歩行者に警告することで、安全性を高め、衝突のリスクを軽減しました。

8. 安定性の向上

サスペンションの進化により、安定性がさらに向上しました。

# 「BellaBot Pro」は、人手不足の解決や業務効率化だけでなく、ディスプレイによるメニューやクーポン表示でコスト削減や販売促進にも役立ちます。最新AIを搭載したことで、より自然で魅力的な接客を実現し、PUDUロボットの特徴である“親しみやすさ”をさらに向上させています。

# PUDUの創業者兼CEOの張涛氏は次のように述べています。

「私たちは、あらゆる業界において、自動化とロボット導入の転換点にいます。PUDUは、人間の生産と生活の効率を向上させるロボットの開発を目指しており、当社のサービスロボットは世界中で使用されています。BellaBot ProのAI およびマーケティング機能は、PUDUだけでなく、ロボット業界全体にとっても大きな前進です。本製品は、世界中の何千もの顧客からのフィードバックに基づいて開発しました。」

# 「BellaBot Pro」は、進化した機能とデザインで、飲食業界における顧客満足度と業務効率の向上に大きく貢献するでしょう。

「FOOD WAVE 2024 KOBE」について

「FOOD WAVE 2024 KOBE」は、伊藤忠食品株式会社西日本営業本部が主催する総合食品展示会です。

会期: 2024年7月3日（水）～4日（木）
会場: 神戸国際展示場1号館・2号館
主催: 伊藤忠食品株式会社西日本営業本部

Pudu Roboticsについて

Pudu Roboticsは、商用サービスロボットの設計、研究開発、生産、販売の世界的メーカーであり、60か国以上で約80,000 台のロボットを出荷しています。当社のロボットは現在、レストラン、小売、接客業、ヘルスケア、エンターテイメント、製造など幅広い業界で使用されています。研究開発、製造、販売に重点を置いており、幅広いコア技術や約1,000件の認定特許を保有しています。2016年に設立され、中国の深センに本社を置く当社の使命は、ロボットを使用して人間の生産と生活の効率を向上させることです。

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