2024年11月1日(金)、新宿駅南口・東南口エリアで、虐待防止月間に際して「若者おうえん基金」の街頭募金が初めて開催されます。このイベントは、首都圏若者サポートネットワークが主催し、家庭の事情などで親を頼れない若者たちの支援を目的にしています。イベント開催時間は午前7時から午後7時まで。街頭では募金活動が行われるほか、活動内容や目的を紹介するパネルが設置され、チラシ配布も行われます。
中でも、首都圏若者サポートネットワークの運営委員長である宮本みち子さんや、ドキュメンタリー映画『REAL VOICE』の監督で、社会的養護出身者の山本昌子さんが参加します。特に社会的養護を受けた若者たちの実情を理解してもらうための取り組みが重要視されており、当事者の声をオープンに伝える場となることが期待されています。
この取り組みの背景には、児童養護施設や里親などの支援を受けて育った若者たちが抱える過酷な現実があります。失業や病気などふとした時に頼れる「実家」がないことで、若者たちは孤立感に苛まれています。宮本さんたちは、このような若者たちに「失敗は許されない」というプレッシャーを取り除き、安心して頼れる場所を提供することが大切であると強調しています。
若者おうえん基金は2018年に設立され、これまでに多くの支援を行ってきました。毎年、寄付を受け付けることで、困難を抱えた若者たちやその支援者たちを助ける活動を行っています。今年は第7回助成となり、生活クラブ生協の組合員向けに寄付を募るほか、11月24日までクラウドファンディングを行い、800万円を目指しています。
また、イベントでは「失敗したときに頼れる環境」を提供することの重要性についても語られる予定です。若者たちが困難に直面したとき、寄り添ってくれる存在があれば、どんなに心強いことでしょう。この活動が、すべての子どもや若者にとっての希望となるよう、皆さんの参加と支援をお願いいたします。
取材・報道に関しては、10月31日までに申し込みが必要です。多くの方々のご協力が、この取り組みの成功につながります。ぜひお手伝いをしていただき、一緒にこの活動を広めていきましょう。私たちの思いは一つ、すべての若者に明るい未来を!
開催概要:
- - 日時: 2024年11月1日(金)7:00~19:00
- - 場所: 新宿南口LUMINE2前、新宿東南口広場
- - 活動内容: 街頭募金、活動紹介パネルの設置、チラシ配布
- - 参加者: 宮本みち子(運営委員長)、山本昌子(映画監督)、社会的養護出身者たち
私たちは、あなたたちの参加を心よりお待ちしています。