エアコン革命！VizuaLizeAdminaterで電力削減を実現

近年、エネルギー問題が深刻化する中で、省エネルギーは企業や家庭にとって重要な課題となっています。そんな中、パーストワン株式会社が発表した新しいデマンドコントロールシステム「VizuaLizeAdminater（ビジュアライズアドミネーター）」は、エアコンの運転を個別にコントロールすることができる革新的な製品です。これにより無駄な電力消費を防ぎ、電気代を大幅に削減できるとのこと。

VizuaLizeAdminaterの特徴

「VizuaLizeAdminater」は、エアコンごとに3分単位でのきめ細かな制御を行います。従来のデマンドコントロールシステムでは通常30分単位での管理ですが、これによって部屋の環境に応じた最適な運転が可能になるのです。特に湿度や気温に応じた節電調整により、快適な室内環境を保ちながら効率的にエネルギーを抑えることができます。

特許技術を活用したこのシステムには、以下のような多彩な機能が搭載されています：

- 節電効果検証機能: 実際の電力量を計測し、削減したCO2量をリアルタイムで確認できます。
- 指定時間帯節電レベルアップ機能: 人が少ない時間帯に自動的に節電を強化し、さらなる電力削減を図ります。
- 節電キャンセル時間帯設定機能: 繁忙期に合わせて一時的に節電を中断し、空調能力を最大限高めることが可能です。
- 遠隔監視・操作機能: スマートフォンやタブレットを使ってどこからでもエアコンの操作やモニタリングが行えます。

これらの機能は、医療機関や商業施設など、幅広いジャンルでの導入が期待され、特に電力コストの削減に大きく寄与することが見込まれています。

今後の展開

パーストワンは、この新技術を2025年に開催される「第8回メディカルジャパン」で披露する予定です。この展示会では、実際に「VizuaLizeAdminater」を体験してもらい、その効果や使い勝手を実感してもらう機会を設けています。

また、パーストワンは、電力データをもとにカーボンニュートラルの実現にも貢献することを目指しており、企業の節電ニーズに応えるだけでなく、環境問題への対応も視野に入れています。

パーストワンについて

パーストワンは、創業以来「付加価値の創出」と「常識の変革」を理念に掲げ、業務用空調設備の販売から施工、保守までをワンストップで提供する企業として、業界全体の変革を目指しています。東京都千代田区に本社を置き、全国的にサービスを展開している同社は、顧客のニーズに応じた節電の相談や助成金申請のサポートにも力を入れています。