麻布大学で水ingAMが社会貢献の意義を講義した様子

水ingAMが母校・麻布大学で行った特別講義

2025年4月4日、東京都にある麻布大学の獣医学部で、社会貢献活動の一環として、母校の卒業生である水ingAM株式会社の社員が特別講義を行いました。講義のテーマは「獣医学を生かした水インフラ業界の可能性」であり、受講したのは大学5年次の約100名の学生たちです。

背景と目的

この講義は、卒業生が自らの進路を共に考え、育成することを目的に行われています。麻布大学では、獣医師としての専門知識を持ちながら、他の職業分野でも活躍できる人材を育てる動きがあり、今回の講義がその一環となりました。学生は、一般的な動物病院の獣医師以外にも、地方公務員や製薬会社での研究職、そして水ingAMでの営業職として活躍する卒業生から貴重な知見を得る機会となりました。

講義の内容と進行

水ingAMの社員は、まず企業の概要や水処理業界の現状について説明しました。その後、各自がどのように学生時代の学びを生かし、水インフラ業界での仕事と結びつけているのかを具体的な事例を交えて語りました。「獣医師の資格が環境問題や水処理にどのように貢献することができるのか」をテーマに、多様なキャリアパスを示したことで、学生たちの興味を引く内容となりました。

講義後の反響

講義を終えた後、麻布大学の獣医学部教授は「獣医師の資格取得に向けての勉強が、他分野でも生かすことができる重要性を学生が理解できた」と評価し、卒業生が実際に企業の業務内容を聞くことができる貴重な経験となったことを強調しました。また、参加した学生からも「水処理業界への就職が新たな選択肢になった」という感想が続出し、講義の成功が証明されました。

麻布大学と水ingAMについて

麻布大学は、2025年に創立135周年を迎えます。特に動物学分野において高い実績を持ち、人材育成に力を入れる私立大学として知られています。一方水ingAMは、国内約300の拠点で水処理施設の運営、維持管理を手掛け、地域社会への貢献を理念とする企業です。この度の講義は、双方にとって特別な意義を持つものであり、今後もこのような取り組みが続くことが期待されています。

今後も麻布大学の獣医学部と水ingAMとの連携が深まり、新しい人材が育っていくことを願っています。未来を担う学生たちが、社会に貢献する力を身につけ、さまざまな分野で活躍することを期待します。