東京大学が手掛けたオフィシャルプロモーションビデオ「Explorer」
東京大学が国際競争力を強化するための新たな一歩として、オフィシャルプロモーションビデオ「Explorer」を発表しました。このビデオは、1993年に東京大学工学部航空学科を卒業し、日本人としては二人目の女性宇宙飛行士である山崎直子氏の感動的な物語に基づいています。
山崎直子氏の物語
ビデオ「Explorer」は、山崎氏が東京大学に入学した瞬間から始まり、宇宙への旅路、さらには地上に戻るまでの彼女の想い出を映し出します。彼女の経験は単に宇宙旅行の記録だけではなく、数々の教訓や成長の物語でもあり、視聴者にインスピレーションを与える要素が詰まっています。
このプロモーションビデオは、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン(OMJ)によって制作されました。OMJのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、アジャブ・サムライ氏は、「山崎直子氏は我々に多くのインスピレーションを与えてくれています。彼女の業績を映像で表現し、次の世代にインスパイアする作品を目指しました」とコメントしています。
グローバルな展開
「Explorer」は、プリント、ポスター、デジタル媒体を通じて広範なキャンペーンの一部として展開され、2014年4月に正式にローンチされました。このキャンペーンの目標は、世界中の優れた人材に対して東京大学の認知を高め、国際的な市場でのプレゼンスを強化することです。
OMJグループの代表、久保氏は「東京大学は日本屈指のブランドですが、国際的にはまだ十分に知られていません。このキャンペーンが、東大のブランド認知向上につながることを期待しています」と述べています。
制作スタッフ
「Explorer」の制作には多くの才能が関与しています。アカウント・ディレクターには大沢由佳理氏と下村愛氏、クリエイティブディレクターにはリカルド・アドルフォ氏とフェデリコ・ガルシア氏が名を連ね、アート・ディレクターには森内憲司氏、コピーライターとしてもリカルド・アドルフォ氏とフェデリコ・ガルシア氏が参加しました。
撮影監督は谷詩文氏が務め、編集には株式会社IMAGICAが関わるなど、プロが集結してこの作品が作り上げられました。ディレクターの伊東玄己氏やプロデューサーたちが手がけることで、山崎氏の物語が感動的に表現されています。
東京大学の地位と役割
東京大学は、1877年に創設された日本初の国立大学であり、長年にわたって学問の最前線を牽引してきました。本学は多様な学問を展開し、世界的な教育研究拠点としての役割を果たしています。今回のビデオは、教職員や学生が共に取り組む楽しい学びの一環であり、科学技術の社会貢献活動にも寄与するものです。
ビデオ「Explorer」は、YouTubeでも視聴でき、世界中に向けて東京大学の新たな取り組みを発信しています。是非ご覧になり、山崎直子氏の素晴らしいストーリーを楽しんでください。
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