LPIの新試験発表
2025-07-16 11:48:55

オープンソースの入り口を拓くLPIの新試験「Open Source Essentials」

オープンソース教育の新たなプラットフォーム



2025年7月16日、東京でLinux Professional Institute(以下LPI)日本支部が新しい認定試験「Open Source Essentials v1.0」の日本語版を発表しました。これは、フリーでオープンなソースソフトウェアや関連技術の入門認定を目指す試験です。

Open Source Essentialsとは?



Open Source Essentialsは、LPIが提供するEssentialsシリーズの一環として位置づけられています。Essentialsシリーズは2019年に「Linux Essentials」がリリースされ、以降Web Development EssentialsやSecurity Essentialsと続いて今回の実施に至りました。これらの試験は、多くの学校や企業での認定者の増加を背景に、情報技術教育の重要性が高まっていることを示しています。

試験内容と目的



本試験は、オープンソースソフトウェアのライセンス、オープンコンテンツライセンス、ビジネスモデル、プロジェクト管理、共同作業とコミュニケーションといった幅広いトピックをカバーします。これにより、開発者や管理者、さらには弁護士など異なる職業背景を持つ専門家が、共通の知識基盤を持つことが可能です。オープンソースの概念を理解することで、オープンソースコミュニティに参加しやすくなります。

LPIのエグゼクティブ・ディレクターであるG. Matthew Rice氏は、次のように述べています。「Open Source Essentialsは、すべての教育機関や企業がオープンソースについての基本的な教育を提供できるようサポートするために、信頼できる試験を目指しています。」

誰でも受験可能



Open Source Essentialsの受験には特別な資格は不要で、誰でもチャレンジできます。受験価格は13,000円(税別)で、ピアソンVUEテストセンターやオンライン受験プラットフォームOnVUEを通じて実施できます。また、認定の有効期限は永久であるため、一度取得すれば長く活用できるでしょう。

学習リソースも充実しており、LPIのウェブサイトから無料教材を利用可能です。これにより、受験者は独自に学習を進めながら、十分な準備を行うことができます。

オープンソースの未来に向けて



LPIは国連(UN)のOpen Source原則を支持する団体であり、Open Source Essentialsはその原則を実現するための基礎知識を提供します。今後のオープンソース技術がますます発展していく中で、この試験はエンジニアやビジネスパーソンにとって重要なステップとなることでしょう。

LPIのオフィシャルウェブサイトには、試験範囲や受験方法についての詳細が記載されています。オープンソースの知識を深め、キャリアを広げる良い機会をお見逃しなく!

公式ウェブサイト:

まとめ



「Open Source Essentials」認定は、オープンソースの世界へ新たにとどかける一歩です。スキルを磨き、オープンソースエコシステムにおいて役立てる知識を手に入れましょう。LPIは、多様なニーズに応える包括的な認定を提供しており、業界の未来を担う人材育成に寄与し続けます。


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会社情報

会社名
Linux Professional Institute 日本支部
住所
東京都台東区台東2-9-4明治安田生命秋葉原昭和通りビル10階
電話番号
03-5826-8491

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