秋期特別展「嵯峨美の森」の開催
京セラ株式会社と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の共催による秋期特別展「嵯峨美の森」が、2024年11月8日から12月14日まで、京都市伏見区にある京セラギャラリーで開催されることが決まりました。この展覧会は、若手アーティストたちの創作活動を支援するためのものです。
今回の展示には、在校生や卒業生、そして教員である日野田 崇氏を含む15名のアーティストの作品約30点が展示されます。絵画や立体造形、版画など、さまざまなジャンルの作品が一堂に会し、観覧者に新たな芸術体験を提供することを目指しています。
展示タイトル「嵯峨美の森」の意味
「嵯峨美の森」というタイトルは、同大学の企画担当者が、京セラファインセラミック館を訪れた際の「発明の森」という印象からインスパイアされています。これにより、訪れた人々には新たな発見と驚きをもたらす枠組みとして、作品を芸術として再表現したいという思いが込められています。
鑑賞空間の工夫
展示会場では、照明を落とし、作品の配置に高低差を設けるなど工夫が施されています。これにより訪れた人々は、まるで森の中を探索するように、すべての作品と自らのペースで向き合うことができます。能動的な鑑賞によって、観覧者は展示空間に没入することができるでしょう。
主な展示作品
この展覧会では、多彩な作品が並びます。一部の作品を紹介します。
作者: 大西 佑奈(2023年度 嵯峨美術大学大学院修了)
題名: 「秘密」
制作年: 2021年
作者: 北澤 観世(嵯峨美術大学 芸術学部 造形学科4年次生)
題名: 「spot/空振り」
制作年: 2024年
作者: 平良 菫(2021年度 嵯峨美術大学卒業)
題名: 「Line with the purpose(部分)」
制作年: 2022年
作者: 日野田 崇(嵯峨美術大学 芸術学部 造形学科 複合領域 教授)
題名: 「地軸のずれる音」
制作年: 2019年
展示概要
展名: 京セラギャラリー2024年秋期特別展「嵯峨美の森」
会場: 京セラ株式会社 本社ビル1階京セラギャラリー(住所: 京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地)
会期: 2024年11月8日(金)から12月14日(土)
休館日: 日曜日
開館時間: 午前10時~午後5時(最終入館: 午後4時30分)
入館料: 無料
個人見学は予約不要、10名以上の団体の場合は事前予約が必要です。
この特別展では、視覚芸術の新たな側面に出会うことができる貴重な機会です。ぜひ足を運んで、驚きと発見に満ちた時間をお楽しみください。