江ノ電と嵐電の春
2025-01-31 14:29:59

江ノ電と嵐電が贈る春の訪れを楽しむ共同PRプロジェクト

江ノ電と嵐電の共同PR「春に遇えば即ち栄え華さく」



江ノ島電鉄と京福電気鉄道は、2009年に結成された姉妹提携が15周年を迎えるにあたり、共同PRプロジェクト「新しいコトを見つけよう」を開始しました。このプロジェクトは、鎌倉と京都の観光名所を結び付ける試みであり、両地域の魅力を一つのポスターやチラシで紹介しています。今回は、第4回目のテーマとして、古都の花のお寺とその近くの駅を取り上げた「春に遇えば即ち栄え華さく~京都 御室仁和寺、鎌倉 極楽寺」が発表されました。

この共同PR事業は、一般社団法人日本民営鉄道協会の「地方民鉄関係事業」の一環として実施されています。これまでの取り組みにおいても、鎌倉・京都のさまざまな風景や文化が共有され、多くの人々に愛されてきました。第1回では舎利殿、第2回では水辺の情景、第3回では電車の風景を取り上げるなど、各回ごとに異なるテーマで地域の歴史や文化を探求しています。

春を迎える古都の魅力を発信



第4回目では、特に春の訪れを祝うため、御室仁和寺と極楽寺をクローズアップしています。御室仁和寺は、888年に創建された真言宗御室派の総本山で、「御室御所」と称される伝統ある寺院です。境内には、御室桜と呼ばれる遅咲きの桜があり、毎年4月中旬にはその美しい姿を楽しむことができます。1994年にはユネスコの世界遺産に登録され、その美しさと文化的価値が認められています。

一方、鎌倉の極楽寺は、1259年に創建された真言律宗の寺院で、北条重時が開基となった歴史があります。毎年4月7日と8日の2日間には、通常は公開されない本尊の釈迦如来が開帳される特別な日となり、多くの参詣者で賑わいます。これらの寺院を組み合わせることで、春の訪れとともに新しい発見を促進しようというのが、このプロジェクトの目的です。

鎌倉と京都の深いつながり



鎌倉と京都は、長い歴史を持つ古都として、政治や文化において深いつながりがあります。観光需要が増加する中、両地域はオーバーツーリズムの問題にも直面しており、その解決方法を模索しています。江ノ電と嵐電は、このプロジェクトを通じて、古都の観光を再構築し、訪れる人々に新たな体験を提供することを目指しています。また、観光集中を緩和するため、隠れた名所や新たなスポットを紹介し、地域との共存を意識した持続可能な観光の実現も目指しています。

終わりに



春が待ち遠しい季節に、江ノ電と嵐電が手を携えて新しい観光のかたちを提案する本プロジェクトは、私たちに生の美しさを改めて感じさせてくれることでしょう。この春、古都の花々が咲き誇る景色を訪れ、歴史と自然を感じる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。江ノ電と嵐電の共同PR「春に遇えば即ち栄え華さく」は、2025年の2月から4月末まで実施される予定です。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
江ノ島電鉄株式会社
住所
神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目8番16号
電話番号
0466-24-2711

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。