鈴与シンワートとコクヨが業務のDX化を支援する新サービスを開始

鈴与シンワートが新たなDXサポートサービスを提供

企業の業務効率化に向けた革新的なサービス

鈴与シンワート株式会社（代表取締役社長徳田康行）は、コクヨ株式会社が提供する電子帳票配信システム「@Tovas」と連携し、企業の業務デジタルトランスフォーメーション（DX）を支援する新サービス「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」の提供を開始しました。このサービスは、ASTERIA Warpを利用して企業の基幹システムと@Tovasをより簡単かつ低コストで連携させるものです。

@Tovasの導入背景

「@Tovas」は、請求書や納品書、注文書などの帳票を電子ファイル、FAX、郵送で効率的に配信できるクラウドサービスです。これにより、郵送やFAX送信の業務負担が軽減され、紙や印刷にかかるコストも削減できます。最近では、電子帳簿保存法の施行や2024年の郵便料金改定により、電子化のニーズが急激に高まっています。

ASTERIA Warpの特長

ASTERIA Warpを使用することで、専門知識がないユーザーでも企業の様々なデータを「ノーコード」で簡単に繋げることが可能になります。この新サービス「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」は、@Tovasと連携したデータ処理を可能にし、企業にとって必要な資料の送受信のプロセスを効率化します。

連携機能の詳細

ASTERIA Warpアダプターは、以下のような機能をサポートしています。

- FAX送信: アップロードしたファイルをFAXで送信する指示ができます。
- ファイル送信: アップロードされたファイルを指定した相手に送信することができます。
- 送信履歴明細: FAXやファイル送信の記録を参照できます。
- 送信キャンセル: 送信のキャンセルも簡単に行えます。

利用価格について

「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」には2つのプランがあります。

- サブスクリプション版: 月額利用料は15,000円（税抜）です。
- 製品版: 300,000円（税抜）の初期費用に加え、年額45,000円（税抜）の保守費用がかかります。

※詳細価格は個別見積もりとなります。

業務DX化の推進

「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」を導入することにより、既にASTERIA Warpを利用している企業は、@Tovasとの連携が容易になるため、業務効率の向上が期待できます。郵便料金の改定も影響し、郵送費が上昇する中で、@Tovasのサービスを利用することで請求書の発送作業を効率化し、コスト削減が図れます。

コクヨの「@Tovas」は、電子帳簿保存法の改正や郵便料金改定に伴う企業のニーズに応え、業務DX化を支援する重要なツールです。この度の連携により、専門的知識がないユーザーでも、ノーコードで@Tovasと異なるシステムを連携させることが可能になりました。

提供元と今後の展望

鈴与シンワートは、グループ内でのITソリューションの提供だけでなく、幅広い業務を手がける企業として、今後もクライアントのDX推進や業務効率化を支援していく方針です。アステリアとコクヨとの連携により、さらなる価値創造に取り組んでいきます。

コクヨ株式会社とアステリア株式会社が協力し、ユーザーの業務の効率化を図る新しい時代の幕開けと言えるでしょう。この取り組みは多くの企業にとっても大きな助けとなることが期待されます。