日本の防災知見をマレーシアに適用する試み
東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)が主催する「DMP 2025 Malaysia」は、2026年1月28日に修了式および最終成果発表会を迎えます。このプログラムは、マレーシア政府の防災・危機管理を担う国家公務員19名が参加し、日本の災害対策の知見を生かして、実施可能な形での防災施策を構築することを目的としています。
DMP 2025 Malaysiaとは?
昨年の9月から日本に滞在してきた参加者たちは、災害への対応方法や制度設計、現場での運用、組織の連携について学んできました。研修中には、DMTCが提供する災害対策士「C級」「B級」の資格取得にも挑戦。これにより、知識を単なる理解にとどめず、実際に自国で使える防災施策へと変換するスキルが強化されます。
知識の実装に向けて
DMPは、参加者が自らの国の制度や文化に適応させた防災施策を実装するための実践型プログラムです。各参加者は、問題を定義し、日本の経験を参考にしながら、マレーシアでの具体的な結果として価値のある成果物を構建します。最終発表会では、それぞれが担当分野に基づいて政策や技術、コミュニティ防災についてのプロジェクトを提案を行います。
最終成果発表会について
この発表会は、ただの報告に与えられた場ではなく、実際に行政の運用や政策に生かすことが可能な具体的かつ実践的な提案が求められます。参加者がさまざまな視点から持ち寄る知見が、マレーシアにおける現実的な防災施策の形成に寄与することでしょう。
DMTCの役割
DMTCは防災・危機管理分野での人材育成と知見の体系化を目指して設立され、国内外の行政機関や研究者と連携しながら、最先端の防災教育を提供しています。日本で培った経験を世界に広め、各地のニーズに応じた研修を展開することで、国際的な防災能力の向上を図っています。
このようなプログラムを通じて、日本の防災知見がマレーシアの行政制度や地域特性に適合した形で再構築され、より安全な社会の実現に向けた一歩となることが期待されます。
DMTCのウェブサイト
詳細については、DMTCの公式ウェブサイトをご覧ください。
DMTC公式サイト
また、一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会のサイトも併せてご確認ください。
DMTC-SA公式サイト