日本の陶磁器が新たな形で楽しめるバーチャル展示会
2022年2月28日から3月10日まで、日本の伝統的な陶磁器を取り扱ったバーチャル展示会が開催されます。この展示会は、最新技術であるメタバースを利用しており、参加者は自宅にいながら陶磁器製品を自由に観賞できるという新しい形のイベントです。
展示会の特徴
このバーチャル展示会では、約200点に及ぶ陶磁器の製品が3Dデータとして用意されており、参加者は仮想空間内で自在に動き回ることができます。それぞれの製品は全方向から様々な角度で観察が可能で、商品の詳細情報も表示されます。特に注目すべきは、製品の情報から表示される「AR」ボタンです。このボタンをタップするとQRコードが表示され、スマートフォンで読み取ることで、実際の空間に自分の好きな製品を置いてみる拡張現実体験が楽しめます。
この機能を利用することで、実物大のサイズ感や質感、色合いを事前に知ることができるのが大きな魅力です。さらに、自宅にある食器やテーブルウェアとの組み合わせも体験でき、購入検討がしやすくなっています。
出展者向けの便利な管理ツール
また、出展者側にも便利な管理ツールが提供されています。出展者は、ブースのPR動画や看板、ポスター、個別商品の画像、動画、テキストの登録を容易に行えるため、より多くのクリエイティブな展示が可能です。この管理画面により、専門的な知識がなくても、新しい展示方法を簡単に実践することができ、出展者自らの工夫や創意を発揮する場となっています。
新たな商流への期待
このバーチャル展示会の形式は、陶磁器の域に留まらず、今後他の業界にも拡張の可能性を秘めています。自動車や住宅、家具、家電、アウトドア商品など、さまざまな商材がこのモデルを通じて販売方法、展示方法を変革していくことが期待されます。
イベントへの参加方法
この展示会に参加するには、パソコンからのアクセスが必要です。特別な機器はなく、WindowsまたはMacの推奨ブラウザを使用して簡単に入場できます。展示会のサイトは
こちらです。
推奨環境
- - Windows: Chrome 56以降、Edge 79以降、Firefox 51以降 / CPU Core i5以上 / メモリ8GB以上
- - Mac: Chrome 56以降、Safari 15以降、Firefox 51以降 / CPU Core i5以上 / メモリ8GB以上
また、AR体験はiOSやAndroidに対応しており、対応機器やカメラの設定が必要です。
この実験的な展示会は、日本の伝統的な技術と最新のデジタル技術が融合した新しい形の体験です。陶磁器の魅力を再発見する絶好の機会をお見逃しなく!