地球温暖化対策をテーマにした国際会議が開催
10月5日から6日の2日間、東京都文京区のホテル椿山荘東京にて、国際会議「Innovation for Cool Earth Forum 第9回年次総会(ICEF2022)」が開催されます。この会議は、地球温暖化対策の鍵を握る技術革新を促進することを目的としており、世界各地から産業界、学術界、政府のリーダーたちが集結します。
ICEF2022の基本情報
- - 主催: 経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
- - 共催: 外務省、文部科学省、農林水産省、環境省
- - 開催日: 2022年10月5日(水)8:30~18:35、6日(木)9:00~17:00
- - 開催場所: ホテル椿山荘東京(東京都文京区)とオンライン
今回のテーマは「Low-Carbon Innovation in a Time of Crises」であり、特に二酸化炭素除去技術(CDR)や重要鉱物資源に関する話題が取り上げられます。元国際エネルギー機関(IEA)の事務局長である田中伸男氏や、サウジアラムコのアハマッド・アルコウェイターCTOをはじめとする各界の専門家が登壇し、議論を展開します。
重点セッションと革新的取り組み
初の試み
この年次総会では、カーボンニュートラルに貢献する重要金属と鉱物に特化したセッションを新設し、具体的な短期及び長期的なロードマップの策定が行われます。これにより、気候変動対策におけるイノベーションが一層進められることが期待されています。
キーノートスピーカー
会議では、国際的な専門家によるキーノートセッションや様々なパネルディスカッションが行われます。特に、若手研究者による新しい視点と技術が提起されることに注目が集まっています。これにより、さらなる技術革新への道が開かれるでしょう。
参加方法と意義
参加は無料で、事前登録が必要です。2022年9月27日までの登録で現地参加が可能で、オンライン参加の場合は10月6日まで登録が受け付けられています。
この国際会議は、産学官が一堂に会し、具体的な対策を議論する重要な機会を提供します。参加者は、各分野の専門家とのネットワーキングを通じて、新たなビジネスチャンスや研究の可能性を発見することができるでしょう。
最先端技術の紹介
本会議では、最新の技術事例も紹介され、サウジアラムコのCTOなどがその発表を行います。特に、三日間に渡る多様なトピックに対する充実したセッションは、参加者にとって非常に有意義です。例えば、需要主導型エネルギー転換や水素燃料の活用法についての議論が行われ、具体的なイノベーションの事例も取り上げられます。
最後に
地球温暖化の対策はもはや他人事ではありません。この国際会議を通じて、参加者は新たな知見とアイデアを持ち帰り、自分たちの地域や業界での実践へとつなげていくことが求められています。地球環境を考慮した持続可能な未来に向けた一歩として、このICEF2022は非常に重要な役割を果たすことでしょう。
詳細情報については、公式サイトを訪れてご確認ください。