京都の伝統工芸を未来へ繋ぐ「KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION」表彰式開催

京都の伝統工芸を未来へ導く「KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION」

京都伝統産業ミュージアム（京都市左京区）は、2025年3月20日（祝・木）に「KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION 2024-2025」の表彰式を開催します。このイベントでは、厳正な審査を経て選出された優秀作品が初公開され、伝統工芸の新たな可能性が示されます。

コンペティションの目的

このコンペは、京都だけでなく日本全体の伝統文化や産業を未来に残していくことを目的としており、ルーツが京都にある伝統工芸に従事する作家や職人を対象とした「一般部門」と、全国の芸術系大学生や専門学校生を対象とした「学生部門」が設けられています。両部門の優勝者には、一般部門には100万円、学生部門には30万円の賞金が贈られます。

応募状況

初開催となる今年度は、全国各地から160件もの応募が寄せられました。応募者の年齢層も18歳から78歳までと幅広く、様々な視点からの革新が期待されています。一次審査を通過した作品は、現在京都伝統産業ミュージアムにて展示中で、来場者は一般投票も行うことができます。この投票結果も表彰式の際に発表されます。

表彰式について

表彰式は、18:00から京都モダンテラス（ロームシアター京都2F）で行われ、17:30からの受付が始まります。表彰式では、受賞作品の発表に加え、審査員によるコメントや受賞者との交流も設けられています。審査には、著名な華道家や陶芸家、デザイナーなどが参加しており、専門的な視点からの評価がなされます。

作品展について

「TRADITION for TOMORROW: KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION 2024-2025 展」と題した作品展は、2025年2月13日から3月23日まで開催され、85点の優れた作品が展示されています。入館料は一般・大学生で500円、小中高生は400円、特定の条件を満たす方は無料で観覧可能です。

取材案内

メディア関係者の皆様には、取材の為の事前申し込みを3月19日まで受け付けています。作品の撮影や審査員へのインタビューも行える機会ですので、ぜひこの新たな試みに触れていただければと思います。

更に詳細な情報は、京都伝統産業ミュージアムの公式サイトでご確認ください：公式サイトリンク

この機会に、日本の未来の伝統工芸を共に見守り、支えていく姿勢を社外へ発信できることを願っています。