新刊情報:音読が楽しめる絵本『ちゅんた きっぷ かった』が登場!
6月5日、マイクロマガジン社から待望の絵本がリリースされます。タイトルは『ちゅんた きっぷ かった』。この絵本は、いしだみきさんの物語に三木けんじさんの素敵なイラストが加わり、音読を楽しむために作られた言葉遊び絵本です。子どもたちが思わず声に出してしまうような体験を提供してくれます。
あらすじ
物語の主人公、ネズミの「ちゅんた」は、ラッコやカッパなどと湖での釣りを楽しみます。しかし、そこに釣れるのは魚だけではなく、ユニークな単語が続々と登場します。特に小さな「っ」がたくさん入った言葉が多く、リズミカルに響くことで、絵本を読みながら思わず口ずさんでしまう。たとえば、言葉の一部には「きっぷ」「かった」「リュックサック」「れっしゃ」といった響きの良い単語が盛りだくさん。子どもたちにとって、新しい言葉の魅力を再発見することができる一冊です。
読者の反響
すでに、この絵本を先に読んだ書店員たちからは、「声に出して読みたくなる!」といった感想が続々と寄せられています。イラストのかわいさやストーリーの楽しさに加え、特に子どもたちが口ずさむ音の楽しさが、魅力的だと好評です。また、レッドテールキャットフィッシュのページについてのユニークな感想もあり、さまざまな動物が登場することで、視覚的にも楽しむことができる要素が増えています。
「ちゅんたきっぷかった」とリズミカルに繰り返される部分は、まるで呪文のようで、思わず皆で唱えたくなります。親子での読み聞かせを通じて、言葉が持つリズム感を体験することができます。繰り返し読むうちに、達成感も味わえるため、子どもたちにとっては特別な一冊になりそうです。
作品概要
- - 作品名: ちゅんた きっぷ かった
- - 作: いしだみき
- - 絵: 三木けんじ
- - ISBN: 9784867167724
- - サイズ: B5変判
- - ページ数: 38ページ
- - 価格: 1,430円
- - 発売日: 2025年6月5日
この絵本がもたらすのは、楽しいだけではなく、子どもたちに読み聞かせの楽しさを伝えるだけでなく、音のリズムや言葉の表現力を高める手助けをしてくれます。親子のコミュニケーションツールとしても活躍しそうですね。皆さんもぜひチェックしてみてください!
著者情報
- - いしだみき: 神奈川県生まれ。国文学を学びつつ、翻訳活動を続けてきました。数多くの児童書を手掛けています。
- - 三木けんじ: 愛媛県生まれのグラフィックデザイナー。たくさんの児童書でその才能を発揮しています。
この本に興味がある方や音読を楽しみたい親子は、是非本書を手にして、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?