外国人留学生支援プラットフォームWA.SA.Bi.登録者数2万人を突破

外国人留学生支援プラットフォームWA.SA.Bi.が2万人を突破

外国人留学生や在留外国人の存在を支援するための情報プラットフォーム「WA.SA.Bi.」は、2014年のサービス開始以来、登録者数が2万人を超えるという素晴らしい成果を収めました。

概要

「WA.SA.Bi.」は、森興産株式会社が運営し、外国人材向けに日本での生活や就業を支援するための無料の会員制サービスです。このプラットフォームは、現在135か国以上から登録者があり、多様な在留資格の外国人がその恩恵を受けています。

登録者の背景

最新の報告によると、登録者数は実に2万人になり、その内訳は以下の通りです。

- ベトナムからの登録者が33.9%
- 中国からは21.4%
- タイからは11.9%
- インドネシアからは9.8%
- 除いて韓国、ネパール、ミャンマー、バングラデシュなどの地域からも多数の登録者があります。

在留資格の内訳に関しては、

- 留学が68.0%、
- 海外から新規登録が8.9%、
- 技術・人文知識・国際業務が7.5%となっています。特定活動や技能実習、生涯在留資格なども含め、多種多様な背景を持つ外国人が集まっています。

WA.SA.Bi.で提供されるサービス

WA.SA.Bi.は、元々「和（WA）」と「サポート（SA）」、そして「共に生きる（Bi）」の意味を込めて、外国人が日本に溶け込みやすくするための情報を多面的に提供することを目的としています。具体的には、次のようなサービスを提供しています。

- 仕事・インターン情報： 日本での就職活動やインターンの情報を提供。
- 生活制度： 生活に必要な手続きや制度についてのガイドライン。
- 地域イベント： 地域のイベントやボランティアの機会を紹介。
- キャリア相談： 進学支援セミナーやキャリアについての個別相談を実施。

これまでに600回以上のイベントを開催し、日本各地の自治体や企業と連携しながら地域や社会との橋渡しを行っています。これにより、外国人武者たちが安心して日本で生活できる環境を整えています。

今後の展望

登録者数が増加している背景には、外国人留学生や在留外国人の数が増える中、日本企業が外国人材を求めるニーズが高まっているという事情があります。今後はこの流れを受けて、さらに次のような事業拡大を行っていく予定です。

- 地域での就職・移住支援： 就職や移住がスムーズに行えるような体制の構築を目指します。
- 国別・分野別ニーズのサポート強化： 各国の特性に応じた情報提供やサポートを強化します。
- 多言語コンテンツの充実： 多文化共生を促進するために、情報を多言語で提供していきます。

また、産官学金との連携を強化し、「WA.SA.Bi.」を多層的な支援プラットフォームへと発展させていく方針です。

企業情報

このサービスを運営する森興産株式会社は、1987年に設立され、本社は大阪にあります。主に海外マーケティング事業や外国人向けのキャリア支援を行っています。

さらに、経済産業省から選定されている『地域未来牽引企業』としても評価されており、地域金融機関と連携して企業の人材育成の課題にも対処しています。地域の学校機関への情報提供も積極的に行っており、多くの外国人が日本で抱える課題に対する解決策を模索しています。

詳細は公式ウェブサイトWA.SA.Bi.で確認できます。