京都市で大型ワゴン指定機能が開始
GO株式会社が展開するタクシーアプリ『GO』が、2025年9月16日より京都市内において「大型ワゴン」指定機能を新たに導入することが発表されました。これは大阪、神戸、福岡に続いての展開で、今後の逐次拡大が期待されています。
大型ワゴン指定機能とは?
この新機能は、荷物が多い旅行者や5名以上が同時に移動する際に特に便利です。実際、最大5名まで乗車可能で、トランクにはスーツケースが約4個程収納できることから、観光客のニーズにも柔軟に対応可能。これまでは5名での移動には通常、2台のタクシーを使用する必要がありましたが、大型ワゴンを利用することで、効率よく移動できるメリットがあります。
導入車両と運行エリア
京都市内では、アルファードやセレナなどの大型ワゴン車両が計87台、5社のタクシー事業者により運行されます。運行エリアは、京都市北区、左京区、右京区、上京区、中京区、東山区、下京区、南区などが対象で、一部の地域を除いてサービスが展開される予定です。
利用の流れ
この新機能の利用は非常にシンプルです。まず、『GO』アプリにて乗車地を入力し、「次へすすむ」をタップすると、該当エリアにて大型ワゴンの利用が可能な場合は「大型ワゴン」ボタンが現れます。ただし、「今すぐ呼ぶ」の機能のみが対象で、「AI予約」には対応していませんのでご注意ください。さらに、支払いには「GO Pay」のみが利用でき、運賃や迎車料金に加え、10〜20%の大型ワゴンチャージが発生します。この料金は需給バランスに応じて変動し、下限が1,000円に設定されています。
便利な移動体験を提供するGO株式会社
GO株式会社は「移動で人を幸せに。」を企業理念とし、モビリティ関連の多様なサービスを展開しています。テクノロジーを駆使して、社会のニーズに応え続けることを目指しており、今回の大型ワゴン指定機能の導入もその一環です。特に観光地である京都だからこそ、大型ワゴンの導入により、観光の移動がよりスムーズになることが期待されています。
今後プロモーションや実施状況により、さらなるエリア拡大も見込まれ、サービス利用者の利便性向上に寄与することでしょう。すでに多くの評価を受けているこの新機能が、どのように多くの人々の移動を助けるのか、注目したいところです。