「こえのうた」合唱バージョンが披露されました!
2024年11月1日、東京にて、重要なプロジェクトとともに新たなテーマソングが発表されました。日本ユニセフ協会とこども家庭庁が共催する「こどものけんりプロジェクト」の一環として、NHK東京児童合唱団による「“こえ”のうた合唱バージョン」が公開されました。この楽曲は、アニメ『アイラブみー』の主人公である5歳の女の子「みー」が歌っている楽曲で、これまでに英語版も含めた3つのバージョンが存在しています。
NHK東京児童合唱団には、小学校3年生から大学生まで多様な年齢層のメンバーが参加し、彼らは高音と低音の「同声二部合唱」で楽しい雰囲気を持ちながら、歌声を披露しています。「歌の意味を考えながら練習したので、笑顔が生まれました!」と子どもたちは感想を寄せ、練習を通じて“こえ”の意義を心に刻んだことを語りました。「“こえ”はみんなの宝物」という教えから、自分たちの感情を大切にしながら歌う姿勢が育まれました。
「“こえ”のうた」は、2024年の日本における「子どもの権利条約」批准30周年を祝う楽曲で、子どもたちの意見を尊重する大切さを訴えるメッセージが込められています。歌詞には、一人ひとりが持っている気持ちや意見の大切さが象徴されており、すべての声は平等であり、かけがえのないものとしての価値を表しています。このプロジェクトは教育の普及を目的としており、「こどものけんりプロジェクト」として、教材や指導案を全国の学校に展開しています。
合唱の編曲を手掛けたのは、加藤昌則さん。彼のピアノ演奏が映像をより引き立てています。また、NHK東京児童合唱団が歌声を届けるこの映像は、特設サイトや公式YouTubeで視聴可能です。_詳しくは
こちらのリンクからアクセスしてください。_
さらに、2025年春には多様性を尊重するインクルーシブ合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」と共同で「手歌バージョン」が発表される予定です。この新しい試みでは、子どもたちがどのように楽曲のメッセージを表現していくのか、メイキングドキュメンタリーも制作されるとのことです。
「こどものけんりプロジェクト」では、特設サイトにて譜面や練習用音源、歌詞などが無料でダウンロード可能です。子どもたちが自らの「こえ」を大切にする心を育むための材料が盛りだくさんです。詳細は
こちらから確認できます。
この素晴らしい取り組みにより、子どもたちが自らの声を大切にし、理解を深める機会が提供されます。「こえのうた」は、子どもたちに一歩踏み出す勇気を与え、彼ら自身が権利を行使できる意識を育んでいくでしょう。
こどものけんりプロジェクトの背景
これからの日本が「子どもの権利条約」の理念に基づく教育をどのように進めていくのか、このプロジェクトはその大きな一歩となっています。教育を受ける権利、意見を持つ権利は、未来を担う子どもたちにとって何より重要です。子どもたちの心に響くメッセージによって、健やかな成長を促していくためにも、私たち大人が彼らの「こえ」をしっかりと聞いていく責任があります。
この素晴らしいプロジェクトにご注目ください。