熊本県八代市で楽しむ迫力のやつしろ全国花火競技大会特集

秋の風物詩、やつしろ全国花火競技大会

毎年、10月の第3週土曜日に熊本県八代市で行われる「やつしろ全国花火競技大会」は、地域に根付いた伝統行事となっています。この大会は、全国各地から30社以上の花火業者が集まり、その技術を競い合います。

本大会の特長

よくある花火大会では、打ち上げ数が数百発から数千発の規模が一般的ですが、やつしろ全国花火競技大会はその規模に圧倒的な違いがあります。なんと、今年は合計約1万4千発もの花火が夜空を彩ります。これは西日本唯一の花火競技大会となっているため、全国各地から注目されているイベントです。

新型コロナウイルスの影響で長い間中止されていましたが、昨年から再開し、今年も多くの観客を魅了することでしょう。

メインプログラムの内容

大会は、「10号玉の部」、「5号玉の部」、「スターマインの部」の三部門で構成されています。特に注目されるのは「ミュージック花火」です。これは音楽に合わせて花火が打ち上げられ、感動的な演出を生み出します。音楽と花火が融合する瞬間は、観客を虜にすること間違いありません。

- 10号玉：この大玉は、高さ330mにまで打ち上げられ、開いたときの直径は320mに達します。これはほぼ東京タワーの高さと同程度で、その迫力は圧倒的です。
- 5号玉：高さ190mで、直径は170m。やはり大きな花火ですが、10号玉と比べると少し控えめです。
- スターマイン：これは一度に多数の花火を連続して打ち上げる方法で、その華やかさは花火大会のフィナーレを見事に飾ります。