新しいエアマットレス
2025-09-29 15:42:06

日本初!嚥下を支える全自動エアマットレスの発売

日本初の嚥下サポート機能を搭載したエアマットレスの登場



パラマウントベッド株式会社は、2023年10月1日、日本で初めて、嚥下サポート機能を搭載した全自動運転エアマットレス「ここちあ結起Rise」を発売しました。この製品は、頭部のエアセルが背上げに合わせて膨らみ、飲み込みやすい姿勢を作成することが可能です。また、利用者の体型や体重に応じてマットレスの硬さも自動で調整できるため、快適性を損なうことなく床ずれの予防にも寄与します。

床ずれの防止に特化した設計



床ずれは、長時間同じ姿勢でいることにより発生する皮膚や組織の壊死や潰瘍が原因となる症状です。医療現場では体位変換やポジショニングが重要ですが、人手不足が大きな課題となっています。そこで「ここちあ結起Rise」は、計24本のエアセルを利用し、体圧分散を自動で調整。さらに、5分ごとに圧がかかるエアセルを入れ替えることで、面での圧力を最適化し、医療・介護従事者の負担を軽減します。

嚥下サポート機能の革新



誤嚥は体勢不良による食べ物や唾液の流入で、利用者の健康に深刻な影響を及ぼします。「ここちあ結起Rise」では、頭部・肩部・でん部に特化したエアセルが搭載されており、背上げ時の圧迫感を自動で軽減。頭部が20度以上上がるとエアセルが膨らみ、最適な約70度の角度を形成します。これにより、嚥下がスムーズになることをサポートします。さらに、でん部のエアセルは骨盤を支え、ずり落ちを防ぐ設計になっています。

快適性と蒸れ対策



マットレスの快適性を保ちながら、蒸れや湿潤を防ぐことは重要です。「ここちあ結起Rise」は透湿性のある「Wドライカバー」を採用し、清拭消毒にも対応。これにより、湿気を軽減し、利用者が快適に過ごせる環境を提供します。

製品仕様



このマットレスの厚さは17cm、耐荷重は180kgとし、多様な利用者ニーズに応えられる設計となっています。ラインアップにはドライタイプと通気タイプの2種類があり、価格はオープン。医療や介護分野での新たなスタンダードを目指す「ここちあ結起Rise」の登場により、利用者とそのサポートに関わる全ての人々に、多くのメリットがもたらされることでしょう。

パラマウントベッド株式会社は、この新製品を通じて「WELL-BEING for all beings」というブランドメッセージを発信し、医療・介護事業者の負担軽減と利用者にとっての安全・快適な療養環境の実現を目指しています。


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会社情報

会社名
パラマウントベッドホールディングス株式会社
住所
東京都江東区東砂2-14-5
電話番号
03-3648-1111

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