「居場所のない子ども・若者支援シンポジウム」開催
2024年12月8日(日)に、大阪市立総合生涯学習センターにて、「2024年度ぬっくシンポジウム~居場所のない子ども・若者の実情と支援~」が開催されます。参加は無料で、事前申し込みを受け付けています。定員は80名となっており、先着順での受付です。子どもや若者の支援に関心のある方には、ぜひ参加していただきたいイベントです。
シンポジウムの概要
このシンポジウムでは、まず、特定非営利活動法人子どもセンターぬっくの活動報告が行われます。その後、ゲストスピーカーとして登壇するのは、認定NPO法人D×Pの職員である佐藤千衣子さん。彼女は自身の10代での犯罪被害体験を経て、様々な背景にある若者を支援する活動に取り組んでいます。佐藤さんの講演を通じて、実際の支援活動がどのように行われているのかを知ることができます。
続く第2部では、パネルディスカッションが予定されており、佐藤さんの他に、ぬっく理事長の玉野まりこさんや、ぬっくの理事として活動している丹羽有紀さん、森本志磨子さんが参加します。このパネルディスカッションは、各団体の活動の特徴を紹介しながら、居場所のない子どもや若者への支援について自由に意見を交換する場となります。
子どもセンターぬっくの取り組み
特定非営利活動法人子どもセンターぬっくは、大阪で、虐待や貧困、非行などの影響で家庭に居場所を持たない10代後半の子どもたちを支援しています。彼らには、女子専用の子どもシェルター「ぬっくハウス」や、男子専用の自立援助ホーム「Ma-Co」を含む複数の支援施設が提供されています。また、電話による相談事業や、退居後のアフターケア事業も積極的に行っています。
ぬっくは、様々な理由により家庭での居場所を失っている子どもたちの現状を広く知ってもらうことを目指し、シンポジウムや勉強会を継続的に開催しています。この取り組みにより、社会全体で子どもたちの支援に対する関心を高めていくことが期待されます。
ご参加方法
参加を希望される方は、事前に専用の申し込みフォームからお申し込みが必要です。専門職の方はもちろん、子どもや若者の支援に興味のある方も大歓迎です。ぜひお誘い合わせの上、参加してみてください。参加することで、実際の活動や他の参加者との意見交換を通じて、居場所のない子どもたちへの支援についてもっと深く理解する機会を得られるでしょう。
このシンポジウムは、大阪の地域における子ども支援の取り組みを広げていく重要な一歩となります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。